セロー225ツーリングに行きたい

終末ライダーの終末ツーリング
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古団地群を見る終末ツーリング

2015-03-17 | 知多半島
17日はお休みです。
体調もまあまあなので出かけようと思います。


山はどうでしょう、標高が高いとまだ路面凍結の心配があるが、そんな場所はW3でははじめからムリです。
海はどうでしょう、1月の『浦ツーリング』はまだ完結していない、それに暖かいので寒さ対策をあまり考えなくてすみます。

京都は仕切りなおしです、有名な名所旧跡(宇治市の平等院・右京区の渡月橋)に近い集合住宅です。
時間があれば隣県の奈良県の集合住宅もみたい、ここは近隣に古墳(天皇陵?)がある。
神社仏閣も橋も古墳も担当外なのでパスします。
たぶん下記のような集合住宅です。


愛知県東海市は古い団地の宝庫です。
昭和34年の伊勢湾台風以降、東海市の海岸線は全て埋めてられ重工業地帯になりました。
日本全国から職を求めて来た人とその家族のために行政や企業は団地群を建てました。
初期の団地の多くは建て替えられましたが、改装と耐震工事を重ねて現存するものもあります。
すでに過去ブログでアップ済みですがスターハウスも東海市にはあります。(名古屋市の鳴子団地のスターハウスとは内部構造がかなり違う)

昭和40年頃に建てられた団地、外観が改装されているので50年ものを感じさせません。
ただ古タイヤのフラワーポットが年代を感じますね。


昭和30年代末期に建てられた団地、ここも外観が改装されている、児童公園が年代を感じます。
80代のお父さんに声をかけられました。
お父さんも若い頃にホンダのCB72に乗られていたそうです。
まだ高速道路が十分整備されていない頃富士五湖まで行った事、何時間もかけて軽井沢まで行った事。
昭和30年代末期の団地前でそんなこんなのバイク談義でした。
そうそう写真の団地は一部の棟が2戸1に改装されているとお父さんから教えていただきました。


ここも古いです、玄関側はダストシュートが残っています、ベランダ側は結構モダンに外壁塗装が施されていました。


二本足のタコ


複合住宅


階段奥の「美容室入口」と階段手前の招き猫


東海市の高横須賀町と加木屋(かぎや)町には「こりゃスゴイ」って団地がありましたが、どちらも取り壊され新しく建て替えられました。
取り壊し前の社内電話BOX



W3に乗り始めてから声をかけていただく事が多くなりました。
内訳は40代後半あたりから今回の80代の男衆です。
ライダーからは1回、あとは全てライダーではありません、当日乗っていないのか過去に乗っていたかです。
若い衆や婦女子からは皆無です。
特に50代60代あたりは、片岡義男氏の名前が何度か出てきました。
まぁ三好礼子女史が文庫本の表紙を勤めたので(バイクはCB450K1、時々ハスラー)その影響が大きいのでしょう。
ヘインズの白いTシャツ、リーバイスのジーンズにハーネスブーツ、ブラウンのグラブ
コンペティションシールドの白いAGVのオープンフェイスヘルメットからはあふれるようなロングヘア
そして美人ときています。
たぶんおじさんたちが若い衆の頃には、こんな世界に憧れたのでしょうね。
でもね、昔々ヘルメットからあふれるようなロングヘアのライダーは100%キモイ系のにいちゃんばかりでした。
幻想と現実は天と地ほど差があることを思い知らされたものです。

1978年の三好礼子さん


片岡義男氏の文庫本で遊んでみた写真です。(3年位前にブログにアップした写真)
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