『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

旧宮内村の旌忠碑

2015年06月15日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内地区にある専念寺山門脇に建立されている旧宮内村の戦役記念碑で明治45年(1912)7月に建立されている。
明治27・28年(1894・95)の日清戦争、同33年(1900)の北清事変、明治37・38年(1904・05)の日露戦争の戦役戦死者、戦役病没者、戦役従軍者などの名前が刻されている。

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専念寺の孝子・公徳者碑4基

2015年06月14日 | 「廿日市地区」ぶらり


先日佐太郎の公徳者碑が北山地区専念寺に建立されていると紹介したが他の石碑は孝子幸蔵碑、孝子藤八碑、孝子六兵衛喜助碑が建立されている。
これら何れも芸備孝義伝(天保14年)に掲載されている人達で大正元年(1912)に宮内仏教青年会や有志の人達によって建立されている。各人の行蹟は芸備孝義伝に掲載されている。

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遊びの菜園-廿日市10代目桜島大根の今

2015年06月13日 | その他


時折り紹介している廿日市10代目の桜島大根で次の廿日市11代目の桜島大根を栽培するための種採りを行った。
当ブログ開始の前年、平成17年(2005)に鹿児島旅行をした際桜島大根の種を購入して栽培し毎年種を取り育てているもので食べるでもなく手間暇をかけどのように育つのかを見るだけ・・・

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須賀の簡易上水道跡が

2015年06月12日 | 「廿日市地区」ぶらり


廿日市町の飲料水はすべて井戸水に頼っていたが、西半部は水質が悪かったため大正10年(1921)に須賀町の有志が発起人となって須賀簡易上水道が設けられた。水源地は下平良村砂走りの谷間に第一水源坑道(長72m)、第二水源坑道(61m)の2ヶ所掘って、そこからの湧水を貯水池に集水して須賀町の20戸(給水人口240人)に給水していた。
かつて砂走りの谷間にレンガ積みの第一、第二水源坑道口(下画像)が残されていたが現地は竹藪化し厚い腐食土でレンガ積み坑道口は確認することが出来なかった。湧水を集水していた貯水池とみられる跡は残っていた。

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国道433号線改良工事の今

2015年06月11日 | 「廿日市地区」ぶらり


時折り国道433号線改良工事の進捗状況を紹介しているが昨日一部を除いて車道路面の舗装工事が終わったようである。
仮称長野川橋の手前部分は道路側溝や歩道の縁石工事が行われており周辺部分の工事もまだ残っているので夏ごろ開通するのであろうか。

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佐太郎寄進の石燈籠

2015年06月10日 | 「廿日市地区」ぶらり


昨日紹介した津和野街道明石川に架橋した佐太郎は明石大歳神社に石燈籠を寄進している。石燈籠には「清光、文政十一年、多留志佐太良、石工 五日市 兵介、要助、甚七」と刻されている。
宮内北山地区の専念寺境内には孝子公徳者の碑が4基みられ、その中に公徳者佐太郎碑が大正元年(1912)に建立されている。

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津和野街道の佐太郎橋跡

2015年06月09日 | 「廿日市地区」ぶらり


一昨日紹介した津和野街道の名残り道を進んで行くと拡幅された市道となっており明石川に架かる橋の袂に石碑がみられる。
石碑には「文政三庚辰正月、願主佐太良、芳助作」と刻されており、芸備孝義伝(天保14年)には「・・・野貝原山といふ地の澗川は石州路に流れ、水増す時は人馬共に甚艱みけるを、佐太郎年頃心力を盡しも遂に自ら石橋を作りしかば、水の増す時、聊患なく往来の者皆便とし悦ひぬ」とあり、佐太郎は津和野街道の明石口大川渡りに石橋を架けた公徳者であった。

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不思議な突起石積み

2015年06月08日 | 「廿日市地区」ぶらり


昨日紹介した津和野街道名残り道沿いに??と思うような石積みがみられた。
上画像は高い石積みの不規則な位置に飛び出した石があり何のためにこのような石積みとしたのであろうか。石積み上の田んぼ所有者に尋ねてみたがなぜこのようになっているのか分からないとのことであった。何かの目的でこのようにされたものであろうが・・・下画像は石積みのあちらこちらに穴がみられるので尋ねてみると水抜き用の穴のようである。

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津和野街道の名残り

2015年06月07日 | 「廿日市地区」ぶらり


先日黒折地区の津和野街道名残りを紹介したがここから少し佐伯方面に進んで下明石地区に入ると津和野街道の名残りがみられる。
以前にも紹介したが「左つわのちかみち」とある標石から少し進んで左側の小道が津和野街道の名残りであり民家沿いに東側から北側に折れ曲がってからも約200m位街道の名残り道がみられる。

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田植え用六角枠が

2015年06月06日 | 「廿日市地区」ぶらり


平良地区の田植えも終盤に差し掛かっていると思われるが当方の後便はもう少し先になりそうだ。先に宮内明石地区を散策していると民家納屋の小屋裏に田植え用の六角枠が残されていた。
当ブログ主が子供のころは三角枠(下画像)が使用されて早乙女(近所のおばさん達)が後すだりに植えていたが、六角枠の登場で事前に転がして跡を付け交点に植えながら前に進んで行くようになり効率的になった。

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チガヤの花穂

2015年06月05日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮園小学校校庭の法面にチガヤの白い綿毛の花穂がびっしりと咲いていた。
チガヤは地下茎のある厄介な雑草であるが子供のころには葉から出る寸前の花穂を「ズボーナ」と言い少し甘みがあるのでチューインガムの代用として食べたものである。

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長州戦争時の救護所

2015年06月04日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内下明石地区の旧津和野街道沿いにある民家の土蔵と棟続きの納屋で棟札によると嘉永6年(1853)に建築されたようであるが屋根や外壁などは改修されているようである。
幕末の長州戦争で慶応2年(1866)8月には明石口や折敷畑山などで長州勢と幕府軍の戦闘が行われており、この土蔵に怪我人が運ばれて治療をしていたと伝聞されているようである。

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廿日市環状線分岐点付近(黒折)の今

2015年06月03日 | 「廿日市地区」ぶらり


黒折地区を通る県道30号廿日市佐伯線でNHK大河ドラマ毛利元就が放映された時には左側の谷を登って折敷畑山に多くの人が登ったものである。
この場所は整備が予定されている一般県道廿日市環状線の分岐点となり、画像中央付近の山にトンネルが掘られて環状線は国道433号線の山陽自動車道高架下の交差点に接続される予定である。

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五厘原の一里塚跡

2015年06月02日 | 「廿日市地区」ぶらり


昨日紹介した津和野街道名残りの小道の赤丸ヶ所に五厘原の一里塚跡碑が建立されている。
江戸期の地誌絵図に五厘原の一里塚松が街道両側に描かれており、残っていた一本が昭和56年(1981)頃に老枯したためにこの一里塚跡碑が昭和58年(1983)に建立された。

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津和野街道の名残り

2015年06月01日 | 「廿日市地区」ぶらり


宮内黒折地区に残る津和野街道名残りの小道でコンクリート舗装されている。下画像は昭和40年代に撮影したものであり五厘原の一里塚松がみられる。
この場所は整備が予定されている一般県道廿日市環状線の入口になっており、道路の分岐点やそれに伴う河川改修などで下画像の範囲の津和野街道の名残りは消滅してしまいそうである。

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