大原講中では葬儀の際に次年度の当番に当る人達がノドウロウやシカバナを制作していた。ノドウロウは笹竹に半紙で作った紙房を付けた一対のものでカド先(庭先)にウレイの印として立てていた。葬儀の飾り物であるシカバナは諸口(障子紙)の半分を二つに折って横に細かく切れ目を入れ竹竿に巻付けたものを4本シカバナ台に差し込んだもので、棺の両側に飾っていた。当ブログ主は葬列の経験がないが、かつて火葬場への葬列にノドウロウが先頭で生花やシカバナなどに続いて導師、霊柩車(某所にまだ残っているだろうか)が続いていたようである。
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