『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

元大原講-講中膳

2020年01月16日 | 「廿日市地区」ぶらり




 

 

昨日は各講中の倉庫を紹介したが、画像はかつて大原講中で使用されていた箱膳と椀である。毎月の御講寄、年末の御法事や葬儀の際に箱膳に並べられた椀の状態は先人からの聞き取りしていたものを紹介する。
オヤワンは御飯、シルワンは味噌汁、オヒラはハッスン(人参、油アゲ、牛蒡、レンコン、椎茸などの煮物)、後にタイコ饅頭、パンに変わっており、オツボはクロメ、後にスズガシに変わっている。中央部分のナカジョコは白アエであるが椀の蓋を使用したものか皿であったのかは不明である。

一人の膳で蓋と合わせて8個の木椀が大人数となると乾燥など手入れが大変であったので、平成元年(1989)の御法事から食事は膳からパック詰の食事となり、平成14年(2002)から弁当購入となった。

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