『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

川本町ぶらり②

2017年03月14日 | 旅行


弓ケ峰八幡宮・創天秤鞴記碑

 
 川本街並みの町屋

川本町役場近くにある弓ケ峰八幡宮へ参詣したら参道脇に安政4年(1857)に建立された「創天秤鞴記」碑があった。中国山地では古くからたたら製鉄が盛んで炉には勢いよく空気を送り込んで炉内の温度を高める装置が必要であり、江戸期の享保頃(1716-1736)に川本の老工清三郎によって天秤鞴(てんびんふいご)が考案されて生産効率は飛躍的に向上したようであり、清三郎の100年忌でこの碑が建立されたようである。
街並みを散策していると門構えのある古い町屋がみられたが由緒など触れられたものがなく詳細は不明である。川本の街並みでは唯一の古い町屋とみられるが現在無住のようにみられた。

コメント
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