以前に紹介した洞雲寺と関わりのある大竹市栗谷地区の瑞照寺本堂軒下に吊り下げられている喚鐘で、刻銘によると文政4年(1821)10月可部鋳物師の三宅惣左衛門宣義が鋳造している。
三宅宣義の鋳造作品はこの喚鐘と他に鉄燈籠が知られるのみであり、唯一現存のこの喚鐘は花文様があるのみの単純な作風である。可部鋳物師については「安芸国鋳物師の鋳造活動」に詳述している。
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