2013年 米国作品。
2077年の地球。エイリアンの攻撃を受けた人類は核兵器まで使用してこれを退けたが、放射能の汚染などで地球は荒廃し、人類は土星の衛星 タイタンへ移住していた。ジャック(トム・クルーズ)とヴィクトリアは地球に残され、エイリアンを監視していた。ある日ジャックは墜落した宇宙船から射出されたカプセルに女性ジュリア(オルガ・キュレンコ)を発見、助け出す。ジュリアからの話を聞き、ジャックは現実を疑うようになる。
本格的SF作品でした。荒廃した未来の地球と男女の愛が折り重なって、面白いSFを織りなしています。最近はトム・クルーズの映画は年を取ったトム・クルーズをどう使おうかという迷いが感じられましたが、本作ではトム・クルーズはSF映画の一登場人物になりきっています。妙な鼻につくプライドも感じられず、こういう芸ができるんだと感心した次第です。
トム・クルーズの映画ではなく、SF映画にトム・クルーズが出演したという関係。これは望ましい形です。
最近はネタ切れ気味のSF映画界ですが、本作はそれをまったく感じさせない上手い造り。お薦めです。
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