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「Gustav Mahler The Symphonies, Das Lied von Der Erde」 10CD

2014-03-30 | 音楽

Gustav_mahler_the_symphonies_das_li

Documents/Membran 10枚組Box Set 1288円

Membranの廉価CD10枚セット。 Membranではマーラーの交響曲集が他に1セットありますが、こちらは新しい方。

収録演奏は次のとおり。
No.1 Rafael Kubelik Winer Philharmoniker(1954)
No.2 Otto Klemperer Concertgebouw Orchestra(1951,live)
No.3 Adrian Boult BBC Symphony Orchestra(1947,live)
No.4 Fritz Reiner Chicago Symphony Orchestra(1958)
No.5 Bruno Walter New York Philharmonic(1947)
No.6 Dimitri Mitropoulos New York Philharmonic(1955,live)
No.7Hans Rosbaud Sinfonieorchester des Sudwestfunks Barden-Barden(1957,live)
No.8 Leopord Stokowski New York Philharmonic Orchestra(1950,live)
No.9 Hans Rosbaud Sinfonieorchester des Sudwestfunks Barden-Barden(1954,live)
No.10 Hermann Scherchen Orchestra der Wiener Staatsoper(1952)
Das Lied von Der Erde Bruno Walter Wiener Philharmoniker(1952)

No.4のライナー指揮 シカゴ響だけがステレオ録音。これ以外はモノラル。
ライナー指揮 シカゴ響はLiving Stereoの現役版と同じ。No.5 ワルター ニューヨークフィル、大地の歌 ワルター ウィーンフィルの3枚は重複所有となりました。

全般としては、この時代の録音としては聴ける部類です。
「買って良かった」と思ったのはミトロプーロス指揮ニューヨークフィルの第6番。こいつ、最初は戸惑ったのですが、セル指揮クリーヴランド管に大変近い、繊細かつストイックな演奏。この当時、ミトロプーロスが振ると、ニューヨークフィルはこういう木肌の細かい演奏をしていたことを認識しました。これ以降の大きくて馬力はあるけど、荒削りでおおざっぱなアメ車のような オーケストラであったのとは 別人 の感があります。

何度も聴き返しているワルター指揮ウィーンフィルの「大地の歌」はやはり痺れますね。ワルターとウィーンのオーケストラの相性、相思相愛の関係が忍ばれます。

安いCDボックスセット。この中で今回のミトロプーロスのような掘り出し物を発見したら、嬉し幸せですね。

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