
2009年 スウェーデン作品。
先日観たダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラの米国映画「ドラゴン・タトゥーの女」が良かったので、先に作られたスウェーデン作品へ行きました。
<完全版>と名付けられたこのDVDは3時間超の大作になっています。ストーリーは「ドラゴン・タトゥーの女」と同一。「ドラゴン・タトゥーの女」リメイクにあたっては、変更が行わなかったということです。
ミカエル役のミカエル・ニクヴィスト、リズベット役のノオミ・ラパス は共にスウェーデンの俳優。スウェーデンでは著名な俳優のようですが、私は本作が初めての出会いです。他の出演者も知らぬ俳優ばかり。スウェーデン語の映画ですから、致し方ありません。
制作費が米国作品の数分の一。故に地味な映画になっています。
俳優陣もダニエル・クレイグ、ルーニー・マーラと比較すると、輝きが少ないくすんだ演技。しかしこの中で、本作のサイドストーリーでありながらリズベットの存在感を作る重要な映像となる、後見役のレイプと逆襲のシーンは迫力あり。美しい絵が撮れている訳ではないのですが、記憶に残る怖い絵となっています。

一般には米国版を観ておけばよろしいかと思います。が、私のように米国版の2年前に作られたスウェーデン版が少しでも気になるようなお方は観て損はしないです。
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