2015年 米国作品。
2009年 アルゼンチン作品「瞳の奥の秘密」のリメイク。
2002年FBI捜査官のレイ(キウェテル・イジョフォー)は事件現場モスクで見た死体が同僚かつ親友のジェス(ジュリア・ロバーツ)の娘のものであることに気付く。レイは自身が担当するのテロ捜査を置いて、この殺人事件を追う。そして容疑者を捕まえるが、彼が情報屋であるために釈放され自由の身になってしまう。これが耐えきれずレイはFBIを辞める。そして13年。レイはついに容疑者を突き止め、再びジェスのところに戻ってくる。
ニコール・キッドマンとジュリア・ロバーツの共演作品です。ニコール・キッドマンは成功したエリート検察官として、輝くキャリア組の演技。一方のジュリア・ロバーツは愛娘を失ったことがもとで老け込んでしまった女性役。これが、本当にくたびれたおばさん。これは凄い役作りです。でも、若い時の綺麗なジュリア・ロバーツに憧れた世代としては微妙な心境です。
ストーリーはひねりあり、楽しめます。ただし、13年前と現在の描き方に 意図した大きな差を付けなかったので、油断すると 今の場面が現在か過去が分からないという事態も発生。多少気を抜いても分かるようにキウェテル・イジョフォーに白髪のメイクをするなど、大胆な差別化をして欲しかったところです。
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