Zubin Mehta Symphonies and Symphonic Poems」 Zubin Mehta 23CD
メータがデッカに1960年代後半から1970年代にかけて残した交響曲、交響詩 23枚組CD。
オーケストラはメータの手兵だったロサンゼルス・フィルとイスラエル・フィル、ウィーン・フィル。
主な収録曲
Beethoven Symphony No.7
Richard Strauss Also sprach Zarathustra、Eine Alpensinfonie、Ein Heldenleben
Berlioz Symphonie fantastique、Harold en Italie
Bruckner Symphony No.9
Tchaikovsky Symphony No.1 ー 6、Swan Lake
Dvorak Symphony No.7 ー 9
Mahler Symphony No.1 ー 5
Schubert Symphony No.1 ー 9
ロサンゼルス・フィルとの上手さ、質の高さそして高い録音技術に驚きました。ロサンゼルス・フィルは当時は米国でトップ10に入っていましたが、最高級クラスではないとの認識を持っていました。しかし、このCDを聴いて認識を新たにしました。これはものすごく上手いです。このボックス・セットの前に聴いたバーンスタインの80枚組CDの演奏が良くなかった(酷かった)こともあってなのでしょうが、最上級の活気がある解釈と上質なオーケストラ。安心して楽しめます。同時期のニューヨーク・フィルのがさつなアンサンブルとは比較にはなりません。当時のロサンゼルス・フィルの実力と、飛ぶ鳥を落とすメータの勢いを感じることができます。一方で、バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルが下手すぎた。イスラエル・フィルはロサンゼルス・フィルと比較すると、ワンランク下になります。
このセットの中ではマーラーとチャイコフスキーがダントツの出来映え。これだけでも、この価格分の値打ちがあります。
お薦めCD Boxです。
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