2015年 米国作品。
800年前に魔女を倒し家族の復讐を遂げたコールダー(ヴィン・ディーゼル)であったが、不死の呪いをかけられそれ以降 魔女ハンターとして戦いを続けていた。ある日相棒の神父 36代目ドーランが殺害される。この犯人が800年前に倒したはずの魔女であることを知ったコールダーは再び魔女を倒すために動き出す。
不死身の吸血鬼ハンターならぬ、魔女ハンターのアクション作品。売れっ子の肉体派俳優ヴィン・ディーゼルがあっての映画。彼の魅力を最大限に見せることを考えて作られています。ヒロイン役のクロエはローズ・レスリーという無名女優。もう少し存在感のある、濃い演技のできる女優を使っても良いかなと思うところ有りですが、彼女もパセリのようなヴィン・ディーゼルの引き立て役と割り切れば、良い配置です。
ストーリーは滅茶苦茶。都合良く進みます。吸血鬼もののドラキュラとヴァン・ヘルシングの闘いのように、原作小説とそこから展開した数知れないエピソードの厚みは全く無い魔女もの。従って、何をやってもOKですが、面白みがありません。魔女ですから、スクリーン上にエロスを感じさせるというところがあっても良かったかなと思う次第です。
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松竹 |
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