2017年作品。
島本理生原作の恋愛小説の映画化。
大学生の工藤泉(有村架純)へ高校の時の演劇部の顧問葉山(松本潤)へ卒業公演に出てくれないかという頼まれる。泉にとって葉山は高校時代に思いを寄せた人であった。卒業公演に向けて稽古が進む中で泉の中で葉山への思いが再び高まっていく。ある日泉は葉山から、離婚していないことを聞かされる。
女子大生と高校の先生の恋愛物語。これに大学生の男の子が絡んで、話を膨らませます。
大学生の泉の思い、気持ちはわかる気がします。一方の高校の演劇部顧問の葉山の考えや行動はわからない。自分に思いを寄せている泉には気づいている。別居している妻とは別れない。これをきっぱり、しっかりと伝えないのはどうなのか。葉山には深い葛藤があるはずだが、そこが全く描けていない。このあたりに大きな傷がある作品のようで、納得できない気持ちで終わった作品です。
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