2004年WOWOW作品。
東野圭吾原作小説のTVドラマ化。
地方の大手電機メーカーの社長 瓜生直明が病死する。直明の息子 瓜生晃彦(藤木直人)は脳外科医になり社業を継ぐ意思はなかった。直明の四十九日法要の日に後を継いだ現社長がボウガンで殺される。この事件を直明の幼なじみ、同級生の和倉勇作(柏原崇)が担当する。勇作は直明を容疑者として捜査を始める。直明の妻 美佐子(本上まなみ)は高校時代に勇作の恋人でもあった。
少し昔のWOWOWドラマを観ました。当時のイケメン俳優 藤木直人、柏原崇の2人と美形女優 本上まなみを使った 東野圭吾原作小説ドラマ という成り立ち。これだけで視聴率は稼げたと思います。
作品としては、ズバリ 不出来の部類。1冊の小説を2時間枠に押し込めることに失敗しました。前半は直明の後妻や子供たちを登場させて、容疑者になり得るというフレームは作りましたが、それだけで終わり。中盤以降は全く登場せず。全体観からするとこの家族の描写は省いても良かったかと。こんな感じで、作品としてまとまりがうまく行っておらず、時間不足だったんだろうな とこちらが感じてしまいました。
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