1979年 作品。
ある写真館を訪れた女性が結婚記念の出張撮影依頼をする。出張場所はかつて女性が自殺した病院坂の首縊りの家と呼ばれる廃墟であった。そこで、新郎と新婦のみが待っており、しかも新婦は薬を飲まされたように意識が朦朧としていた。それから数日後再び写真撮影のためその廃墟を訪れると、天井から風鈴のように新郎であった男の生首がぶら下がっていた。
原作は文庫本でおよそ800ページの大作。高校の時にハードカバー新刊出版と同時にで読みましたが、その時に感じたのは「話が長くて、くどくて、登場人物が多くて・・・」という代物であったことを想い出しました。これを2時間少々の映画にまとめるのは、無理がある。そこをかなり上手く収めました。これも、本作映画封切り時に映画館で持った感想です。
この間隔は全く変わらずです。作品中も家系図の説明が出ますが、これが複雑でなかなか分からない。集中して観ないと、分からなくなって寝ちゃいますね。
本作は当時二十歳そこそこのアイドル歌手 桜田淳子が娘役として登場。周りのベテラン俳優陣に助けられて、それなりに画になっていました。
今回 観て驚いたのが、作者 横溝正史の演技が、賞をあげたくなるくらい下手なこと。最初と終わりにシーンがあって、しかも結構長いセリフを言っていますが、これが上手い下手を言うのも恥ずかしくなるような代物です。これは記録に留めておきたい。
マイブーム 横溝正史、まだまだ続きそうです。
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