東野圭吾さん原作の超大作 白夜行 の映画化。
5年前に綾瀬はるか、山田孝之でTVドラマ化がなされています。
今まで読んだ東野圭吾さんの作品でベストがこの 白夜行。従って、映画化されると聞いてから期待が膨らんでいました。特に雪穂役を堀北真希さんがやると知って、どんな雪穂となるかあれこれと想像をしていました。
映画観て、あまりにもストーリーが駆け足であることに驚き。まるでNHK大河ドラマの年末の総集編を観るような感じです。文庫本で860ページの大作を2時間少々に集約することに無理がありました。
ついで堀北真希さん、がんばっているのでしょうが 映画館の大きなスクリーンで観るには演技が・・・。例えば最後のカット、亮司が死んだ直後のアップの表情が物足りない。雪穂の心の内側の葛藤が伝わってこないんです。
期待が大きすぎたとも言えますが、作品としての出来映えは褒められるものではありません。失敗作と言えます。このリベンジに再TVドラマ化に挑んで頂きたいです。
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