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「真夏の方程式」 福山雅治、吉高由里子、杏

2013-08-04 | 映画
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2013年 作品。

東野圭吾原作のガリレオ長編の映画化。「容疑者Xの献身」に次ぐ2作目です。
封切り後、結構期間が経過していますがお客さんの入りは良い方。女性客、特に女性の2~3名連れのお客さんが目立ちました。

瑠璃ヶ浦の海洋資源開発の説明会に出張した湯川学(福山雅治)は宿泊先の旅館「緑岩荘」で、海洋資源開発反対派の成実(杏)と小学生の恭平に出会う。湯川は恭平に理科の楽しさを判らせるためにペットボトルロケットを使って200m先沖の海中を見る実験をする。この緑岩荘に宿泊していた、元刑事 塚原が堤防から転落死する事故が起こるが、調査の結果、塚原は事故ではなく一酸化炭素中毒死であることが判明。この事件の謎は十数年前にさかのぼり・・・。

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前作と同様に原作にほぼ忠実な映画化がなされています。子供嫌いの湯川が恭平とともにペットボトルロケットの実験を行うところは、微笑ましい描写がなされています。
こうやって映像化すると、昔の事件、そして今回の事件ともに、「そこまでするかな」という感覚になりました。文字を頭の中で絵にしていただけでは違和感が無かったのですが、映画では少しだけ無理を感じました。

本作のヒロインは吉高由里子さんではなく杏さん。美しい海を守るための活動、そしてこれを裏付けるスキンダイビングによる海中の確認作業。これも、事件の中心人物として実は意味があります。魅力的な若い女性像を描いています。杏さんと吉高由里子さんが並ぶと、頭一つ以上の身長差があることを本作で知りました。杏さんはスリムで背が高いのは判っていましたが、吉高由里子さんは思いの外小柄だったんですね。

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ガリレオシリーズでは、出色の出来映えの映画です。お薦めです。


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