「ユダ -Judas-」 Amazon Prime 水崎綾女

2012年作品。
元キャバクラ嬢 立花胡桃の自伝小説「ユダ 伝説のキャバ嬢『胡桃』」の映画化。

高校生の絵里香は彼に裏切られ、彼の子を中絶するお金もなく困っていた。キャバクラのマネジャーから声をかけられた絵里香は中絶の費用のためにキャバクラで働くことになった。中絶後、絵里香は店に戻りキャバクラ嬢を続ける。そして、新宿歌舞伎町へ移り、そこでのナンバーワン キャバクラ嬢を目指す。このためには男の欲望をコントロールしてこれをお金に換えていく、自分の心にも傷が付く日々であった。





冴えない埼玉県の地方都市の高校生 絵里香が自分を変えるためにキャバクラで働き始める。そこには様々な事情を持ったキャバクラ嬢がいる。また、金づるとなる男を捕まえ逃がさないために、男の欲望を満たすことも。この世界に入った絵里香はナンバーワンを目指して、歌舞伎町へ、そして歌舞伎町でも一番の店へ。そしてそこで良い客をつかんで、ナンバーワンへ。この過程で彼女が得たもの、失ったもの。ラストではお金は手に入れたけれど、、、というシーンでまとめています。



ヒロイン役の水崎綾女は「赤×ピンク」でSM嬢のレスラー役。こちらのほうがはじけた演技で彼女には合っていました。


女の子の成り上がりのプロセスは面白いです。一方で、失われていく純真さ についての描写が弱いかな。このため、作品の終結のまとまりに弱さを感じました。

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