2017年作品。
沙村広明 原作漫画の実写映画化。
万次(木村拓哉)は妹を殺した相手を倒したが自分も深傷を負ってまさに命が絶えようとしていた時、傷を治してしまう血仙蟲を体内に入れられ不老不死の身体になった。その50年後、父を殺して剣術道場を潰された凜が仇討ちのため万次を用心棒としてやとう。万次は凜とともに江戸の大勢力 逸刀流に向かっていく。
一人対100人の回想シーンから始まり、クライマックスは一人対300人。疲れを知らないヒーローが敵を倒しまくるゲームそのものです。CGを駆使しているとは思いますが、殺陣は違和感ありません。色々と批判が繰り返される木村拓哉ですが、きちんと稽古して撮影に臨んだものと思われます。
キャストは十分以上。福士蒼汰、市原隼人、金子賢、戸田恵梨香、栗山千明、杉咲花 など、若手の俳優がたっぷり。戸田恵梨香がこんな格好でこういう役をするのか という驚きもありました。
アニメかゲームを実写映画で成立させたという作品。その意味、範疇で最高クラスの仕上がりです。
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