2011年作品。
光司(三浦春馬)はカメラマンを目指して公園で家族写真を撮り続けていた。ある日公司は歯科医の初島からベビーカーで赤ん坊を散歩させる夫人 百合香(井川遥)の写真を撮ることの依頼を受ける。
公司の家には幼なじみの富永(榮倉奈々)が食べ物などを持って絶えず訪れている。また公司には血のつながっていない美しい姉 美咲(小西真奈美)がおり、微妙な気持ちの関係にある。
公司は初島の依頼に従って百合香の写真を撮ることで、夫人、姉、幼なじみのことを考えるようになり・・・。
一人の男 公司が3人の女性 母親似の人妻、血のつながっていない姉、幼なじみ の間で心が揺らぎ、これを振り切っていく様を描いた映画。
心美しい3人の女性。人妻(井川遥)は子供に対する愛情の美しさ、姉(小西真奈美)は弟への思いを押し殺していく美しさ、幼なじみ(榮倉奈々)は自分を女性として意識してくれない幼なじみへの思いを明るく振る舞って隠す美しさ。
一方で、純粋すぎるのでしょうか三浦春馬が演じた公司の鈍感さが妙な感じ。モテる男ってこんなに鈍いのでしょうかね。
3人の女優はそれぞれの持ち味を出していますが、あと一歩の踏み出しが不足。持ち味の中の演技という感じで、「東京公園の小西真奈美はXXXXが凄かった。感心した」というようなところがかけらも感じられません。おしいです。
特段の盛り上がり無く、微妙な男女の心の動きを味わう映画です。集中して観ないと、味が分からないという 観客に負担がかかります。
思い返すと、地味すぎ。イベントを2個くらい盛り込んで欲しかったです。
お薦めはしにくい映画でした。
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