1956年 米国作品。
モンタナのカウボーイのボーはフェニックスで開催されるロデオに出場するために初めて自分の牧場からバスで旅をする。フェニックスのホテルの向かい側のカフェでボーは歌手シェリー(マリリン・モンロー)に一目惚れしてしまう。今まで女性に接したことの無い世間知らずぼボーはシェリーに結婚を迫る。シェリーは一方的に彼女と結婚するつもりになったボーから逃げようとロス行きのバスに乗ろうとしたが、ボーに捕まり無理矢理にモンタナ行きのバスに乗せられる。そのバスが大雪のために途中のバス停のカフェで立ち往生する。
子供のような純粋な心を持ったカウボーイと、ハリウッドでの成功を目指すが生き方の下手な女性の間の純粋な恋愛をコメディで描きました。
先日観た「マリリン 7日間の恋」の影響が出てきまして、やたらとマリリン・モンローが観たくなり本作を手に取りました。
マリリン・モンローとしては後期の作品。それだけに演技力が付いてきた時期、一方で天性の女優による枠を外れた他人ではできない演技という 色合いが薄くなったと感じる作品となっていました。困惑した顔など、なるほどという表情をつくってくれていますが、私は「もう一歩」と思わざるを得ません。
演技の経験(勉強)が無かった頃の 天才女優、天性の演技と比較すると物足りないです。
天才子役は画面に映るだけで観客を引きつけてしまい、ベテラン俳優の名演技も食ってしまう。しかし、この子役が大人になっていくと、普通の俳優になってしまう。マリリン・モンローという女優も 天才子役のような才能をスクリーンにて発揮していた、そんな感じがします。
幸せな気持ちにさせてくれる映画であることは間違いなし。でも欲を言えばマリリン・モンローなら数段上の演技、すなわち何も作らない天才の姿を見せることができただろうな と考えさせられる映画です。 お薦めには違いありません。
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