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ALPINE/LUXMAN LV-103 アンプ

2018-04-08 | オーディオ


真空管とMOS FETのハイブリッド プリメインアンプを発見して購入。
LUXMANの経営状況が苦しくなった1980年代後半にアルパインの傘下に入りました。この時代は「ALPINE/LUXMAN」のダブル・ブランドとなっています。この時の名機もしくは迷機がこのLV-103をはじめとするLVシリーズです。

このV-103は1985年発売。当時の定価が79,800円。プリメインアンプの売れ筋価格帯に投入された機種です。



まず、ラックスマンらしからぬデザイン。ブラックパネルにケンウッドか家電メーカーのようなスイッチの配置。
真空管の灯りがフロントパネルごしみ見えるという あざといデザインです。
フロントパネル際に真空管を配置するために、不要な配線のとりまわしがされているという評論を読んだ覚えがあります。
初段 FET、プリドライバ段 3極管、終段 MOS FETで電圧増幅するというややこしい構成です。



奥行きがあります。その割には軽量級。10Kg少々しかありません。当時のソニーやサンスイの半分ほどの重量です。



ラックスマンの気品とは違う、安っぽいデザインです。
どうしても我慢できないのがボリューム周りのレタリング。放射状に線を引いて ゲインの数字を書き込んでいます。この線と数字で、本機のフロントパネルのデザインは破綻しています。ラックスマンがALPINEと別れて良かったです。



リアパネル
金メッキはありません。当時はPhonoだけ金メッキするという動きがあったのですが、LV-103は見送りとなったようです。
中央にAV対応のための入出力端子が付いています。このあたり、時代を感じますね。



スピーカー端子は小ぶり。安いパーツです。



さて、音は。
サンスイのような力強い低音とは真逆。またヤマハのきらびやかな中高音とも違います。柔らかい、優しい音がします。このアンプは使えます。

ラックスマン USB DAC DA-150
クリエーター情報なし
ラックス
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