2005年 米国作品。
ジョニー・キャッシュの伝記映画。
ジョニー（ホアキン・フェニックス）は空軍退役後に結婚、娘もできる。しかし、訪問販売の仕事がうまく行かず、妻との関係も冷えていた。ある日ジョニーは友人と組んだゴスペル・バンドで街のレコード会社のオーディションを受ける。そこで空軍時代にジョニーが作った歌が認められ、プロとしてデビューする。そしてツアーで全米ツアーを回り、売れっ子になっていく。そのツアーでジョニーは子供の頃ラジオを聴いて憧れていたジューン・カーター（リース・ウィザースプーン）と出会う。
米国のカントリー歌手、作曲家 ジョニー・キャッシュの半生、ジューンとの結婚までの人生を綴った作品。
貧しい家に生まれ、空軍に入隊、結婚、生活苦、そしてレコード・デビュー。その後全米ツアー、人気が出てお金が入る、妻との関係が悪化、飲酒と薬物中毒、離婚、薬物から離れる、憧れのジューンへのプロポーズ という米国スターで良く聞くストーリー。
ライブの場面でのカントリー・ミュージックは吹き替え無しらしいです。そのとおりだとすると、ホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンは歌唱力がありますね。当時同じ歌をレコードに入れたら売れていた。
有名なミュージシャンの半生をラブロマンスを題材にして作り上げた作品です。米国らしく、サクセス・ストーリーとハッピー・エンドでまとまっています。途中、息苦しく重苦しいところがあります。これはラストシーンを盛り上げるための仕込み。このあたりに米国映画の上手さ、したたかさを感じる作品です。
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