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「ホーンテッド・キャンパス」 DVD 中山優馬、島崎遥香

2017-03-08 | 映画


2016年作品。
櫛木理宇 原作小説の実写映画化。

霊が見える能力を持っているが霊が怖くて見ないようにしている八神森司(中山優馬)は一浪して大学に入学。そこで森司は高校の1年下の片思いの相手こよみ(島崎遥香)に再開。偶然にもこよみもこの大学に入学していた。こよみがオカルト研究会に入ったため、森司も入会。オカルト研究会に持ち込まれた霊の調査に森司たちは巻き込まれていく。



大学の心霊現象のホラー映画。実のところは、ホラーもある青春コメディ映画がこの映画の立ち位置。原作は角川ホラー文庫から10巻出版されているシリーズもの。原作は読んでいないのですが、この映画の造りからするとホラーではなくライトノベルでしょう。

ホラーのネタとしての新鮮さはありません。色々なところで何度も使われたもの。このバリエーションとしても目新しさ、見るべきところは無し。
一方でキャンパスライフを楽しむ大学生、その恋愛がコメディ・タッチで描かれます。この脱力感のある軽いノリは 9時、10時ではない8時代のTVドラマの感覚です。





これを恐がりの心霊能力者とその片思いの彼女が演じていきます。素直で透明感で霊が取り憑きやすい女性役としての島崎遥香の演技は はまっています。こういう彼女を守りたいという気持ちが自然に浮かんで来ることに共感を持ちます。彼女の対比、引き立て役としてオカルト研究会の先輩 三田村藍役の高橋メアリージュンを配置。こちらはてきぱきと仕切る大学の先輩。高橋メアリージュンがあって、本作が成立しました。

ホーンテッド・キャンパス DVDスタンダードエディション
クリエーター情報なし
KADOKAWA / 角川書店
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