ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

とくダネに東海SCプール

2008年12月15日 | その他

  久々、競泳の松田丈志選手関連の話。
何気に朝、とくダネテレビ見てましたら、
宮崎県延岡市のあのビニールハウスがその後どうなっているか、
とフジテレビが取材をしていたようです。  

 今夏の北京五輪200㍍バタフライで銅メダルを取り、
その栄誉を称え延岡市から市民栄誉賞が贈られ、
合わせて副賞として100万円が贈られました。  

 松田選手はこの賞を、今まで育ててくれた延岡のおかげ、
として育ててくれた東海(とうみ)SC(スイミングクラブ)
全額寄付することを祝賀会の席で披露し、
会場に訪れた市民の“心”をもつかんだものです。  

 そして、その取材と言うのは、その100万円はその後どうなったか、
というもの。たまたま久世コーチも東海SCのプールに居合わせ、
厳しい眼差しで“明日の丈志”を指導。
取材陣はコーチらに「100万円」はと質問。
すると、目に見えて物に代わっていたものは、
水銀灯が1個から3個にと。
えっ、それだけ。  
あとはボイラー代=燃料費に代わっている、
と言うことです。なるほど。  

 それでも水温は?レポーターが水着で体験していたようですが、
寒い、寒いを連発してました。設定温度はどの位だったのでしょう。
30℃はあるのかな。  

 当館の水温は31~32℃に設定されています。
しかもプール館内は暖房が効いて真冬でも常夏気分、
環境に恵まれています(お隣クリーンセンターの余熱利用ですが)。

 東海SCの場合、一日にkm単位で泳ぐ部員にとっては、
30℃超えるとさすがに疲れるかもしれません。
また、ボイラー代も抑え気味に使用しないと、
寄付だからと言ってもすぐ底をつくかもしれませんね。
ついこないだまでの原油の高騰の状況でしたら。
大事に大事に使われているのでしょう。  

 久世コーチの取材の後ろには山本コーチの姿もありました。
また、部員がもくもく泳いでいる映像も流れてました。
「世界に通用する丈志先輩のように」と女子部員。  

 取材陣が真っ先にハウス(プール)を訪れた時に、
ハウスを覆うビニール製のほころびを見て、
まだ(寄付の)効果が表れていないようですとのコメントでしたが、
従来より贅沢をしない同クラブの姿を垣間見たような気がしました。

 水泳界もこの時季、大会も少なく、
オフシーズンに近いようですが、
毎日のトレーニングが“明日の丈志”を築き上げていくのでしょう、きっと。  

 4年後のロンドンのメダル獲得目指して頑張れ松田選手、
頑張れ東海SCの皆さん。