ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

お客様の善意に感謝

2011年03月23日 | その他


 白熱する予定でした、鍋合戦。
東日本大震災の津波による非難勧告地域のため
(会場のヘルストピア延岡横サッカー場が)
中止となりました(決定は前日の12日)。

 その中止の案内もブログで行わず早や二週間、
時の経つものは早いものです。
中止以降、様々な残務処理に追われる一方、
やがて今年度も終わります。
あと一週間程で3月も終わりますと、
会計年度の22年度も終了です。

 さて、来年度、どういった営業を行うか。
地域に根ざした、そして、健康に役立つ施設を目指して
期の途中からでも新規事業を入れていこうと思います。

 今回の大震災は、
(のべおかGEBKI市もそうでしたが)、
当市の他のイベント等にも影響を与えています。
毎年4月中旬に行われています
お大師さんの市中パレード、
こちらも中止が決定されたと言う話です。
市長や地元商工各界の幹部、
兄弟都市の福島県いわき市の幹部も参加していた人気の大名行列も、
今年は見ることができません。
そういった関係者のことをも考慮した結果なのでしょう。
残念ではありますが、しかし、そうも言っておられません。



 被災地の復興を願い、
当社でも何ができるかを問いつつ
社会福祉協議会より義援金箱をお借りし
フロント、売店のレジ周辺に置いて
真っ先に従業員が寄付をして
お客様より協力をいただいております。
早く箱の中をいっぱいにして
これら善意のお金を届けたいと思います。

 復興を思う市民も多く、
「どこにでも(箱は)あるけど、
テレビをみるたびに協力しないといけないと思うね」
とはご年配の女性。
それらの言葉を聞くたびに
いつもより深々と頭を下げるフロント陣でした。

白熱する鍋合戦

2011年03月09日 | 第三セクター
 

 次の日曜日、3月13日、ヘルストピア周辺は熱くなる。

 地元の8つの第三セクターが結集して行う初めての企画、
「きた!きた!きた!のべおかGENKI市 N椀グランプリ2011」が、
ヘルストピア横のサッカー場で開催されます。

 口蹄疫復興支援、県のファンド事業を利用
中小企業振興策(県の助成金を運用)として
1月末に事業の承認を得て、
道の駅北浦・田村支配人が構想を練り、
事業化したものです。

 主催は延岡市観光レジャー施設協議会
メンバーは道の駅北浦、道の駅北川はゆま、
ETOランド、須美江家族旅行村、北川ホタルの宿、
北方よっちみろ屋、祝子川温泉美人の湯、
そして我らがヘルストピア延岡の計8つの施設。

 イベント会場のメインは約90店の大物産市
(地場産品販売ブースと軽トラック市)。
物産市で購入できる1,000円の商品券を好評販売中。
実はこの商品券にはからくりが・・・。

 今回物産市に並んで注目されているのが「鍋合戦」です。
合併前の旧4地区(延岡、北浦、北方、北川)の
JAや漁協女性部が中心となり
4地区それぞれが“お国自慢の特産品”を具財にした鍋を考案し、
当日その鍋を食べていただきます。
そして、4地区の鍋で一番美味しかったと思われる鍋に投票
(投票は食べたお椀を旨いと思った地区の所に入れる方式)



 「えっ、振る舞いなの」
と思われそうですが実は、
1,000円の商品券を購入していただかないと
鍋が食べれない仕組みなんです。

 「どういうこと?」

 そう、商品券の最後に鍋実食券2枚が付いており
1冊1,000円の商品券を買うと
おまけで鍋2杯食べれる仕組みなんです。
当日は鍋だけの現金販売はできませんので、
商品券を買った人だけが鍋を食べれる権利を有し、
無料で食べれるわけです。ただし2食分だけ。
4地区の鍋全部を食べたい場合は
商品券2冊分(2,000円)が必要になります。



 現在8つの施設と観光協会、
商業観光課、商工会議所や北方支所などでも発売しておりますが、
発券冊数は1500冊と数に限りがあります。
既に4割方は販売され、
毎日急ピッチでお買い求めいただいております。
当日は券も完売と言う事も有り得ますので
この機会にどうぞお買い求めください。

 先月24日、4地区合同の鍋の試食会がヘルストピアでありました。
4地区とも地域の食材を生かした
素晴らしい鍋が出来上がっていました。
味、香り、地元の食材、どれも甲乙つけがたい逸品ぞろい。

 北浦は鱧(ハモ)のすり身鍋。
北方はイノシシの肉を豪快に盛り込んだ山賊しし鍋
北川はシカの肉をつみれにしたヘルシーもみじ鍋。
延岡はブタ肉と新玉ねぎ、すった生姜を風味にした「ぶったまがり鍋」




 試食会で初めてお互いの手の内を見せましたが
それ以降は食材はそのままに味付けを改良しながら
各地区の女性部の方々が4地区1位を目指し
今までに無い地域の食材を生かした鍋が考案されています。

 さて、優勝するのはどの地区か。


 

今度は優秀選手賞を受賞

2011年03月02日 | プール
 

 「新しい知事からいただきました」
と手にするクリスタルガラス製のトロフィーを差し出したのは、
岩本眞典さん(74歳)=桜ヶ丘=(写真手前左)と
甲斐清美さん(62歳)=北方町=(同右)の二人。

 昨年11月27、28日の2日間、
第27回日本身体障害者水泳選手権大会が
東京辰巳国際水泳場で行われ、
毎週火曜日と木曜日の夜、
ヘルストピアの25mプールで練習を行っている
岩本さんと甲斐清美さんが出場
見事に金メダルを獲得したことから、
その功績を称え、
今年度の宮崎県障がい者スポーツ賞の
「優秀選手賞」に選ばれ、
県よりこのクリスタルガラスのトロフィーが授与されたものです。



 表彰は2月14日、
甘い(チョコレート)プレゼントにはなりませんでしたが
「それ以上のプレゼントでした」とご両人。
上から見ると五角形、ホームベースを立体的にしたような形、
透明で光の当たり具合によっては七色の輝きを見せるなど
当社のフロント陣にお披露目すると
「わぁ、素敵。とってもきれい」
と感心することしきり。



 トロフィーの中には女性が手を広げたような
神秘的な像がすりガラス的に入れてあり
その像がまたトロフィーを引き立たせます。



 お二人は週二回、
地元、九州保健福祉大学(九保大)水泳部員の
ボランティアの力を借りながら 
岩本さんは背泳、甲斐さんは自由形の練習に打ち込み
日々記録の更新と機能訓練、さらには健康づくりに励んでおられます。



 記録にこだわっていた甲斐さんは今大会の結果に満足しておらず
「次の大会では記録をねらいます」ときっぱり。
参加するには上を目指したいとするその気持ちに
九保大水泳部員も当然練習サポートに熱が入ります。



 まず、プール入水時に入るまでをアシスト。
それからフォームのチェックをし、
泳ぎのメニューを考えるなど、
今回の受賞も「彼らが毎日練習日にサポートしてくれているから」
とお礼も忘れていませんでした。

 これからも無理せずに、
また、日々の練習で記録を目標に。
お二人の今後のご活躍を期待しております。