延岡に住んで居ながら歴史や文化を知らない人は多いものです。
かくいう私もブログでは偉そうなことを言いながら実は、
自信がない時は必ずネット検索してますが、
それでも思い込みが激しいせいか、知ったかぶりして結構
間違ったことも自信持って書いたりして、
一部の方々にご迷惑をおかけしているかもしれません。
「変」「おかしいぞ」という時はズバズバご指摘下さい。
さて、延岡の歴史と文化、それらの教養を身につけることは、
市外、県外客への案内ばかりか愛郷心を育てることにもなり、
習得する意味は大きいと思います。
先日、のべおか観光ナビゲーターの研修会が
延岡観光協会主催のもと、
中小企業センターで開催されました。
タクシードライバーを中心に
ホテルや観光、産業等のサービスに関わる
関係事業所の従業員数十人が参加していました。
事務局長の土屋さんがナビゲーターの役割と
どうしてそういった人材が必要であるかも合わせて説明されました。
当社からも支配人とフロントのKR、KDさんの二人が参加。
研修では当市の歴史、文化に加え、自然、レジャー、物産など
関係の深い問題が例題として出され、
知っていそうで知らないこれらの問題に
「頭を抱えた」というお二人さんでした。
その研修の際に次回、ナビゲーター認定試験があることを知った二人は
それから家に帰って「まるごと延岡」の観光パンフを持って毎日猛勉強!?
18日ついにその試験がやってきました。
全50問中35問以上正解ならば
のべおか観光ナビゲーターとして認定されます。
この資格があると給与がない人より高くなる、
ということはありませんが、
自信持って延岡を売り込むことができ、
資格のある“広報マン”が多数誕生することによって、
ある意味延岡の発展にもつながると思います。
受験後の感想、KRさんは「何とか大丈夫かな」
KDさんは「ボーダーラインぎりぎりかも」と心配げな様子。
試験後の自己採点で対照的な二人でした。
一人は2、3日前から試験問題をノートに書き綴りこの日に備えました。
もう一人もパンフに隅から隅まで目を通し
とにかく必要な所だけは覚えようと懸命でした。
さて、18日の問題の一部を紹介します。
問題16
西南の役「和田越決戦場」は、西郷隆盛が率いる薩摩軍と
官軍の最後の激戦地ですが、この戦いで官軍を率いた指揮官は。
(和田越決戦場は延岡市郊外にあります)
1.勝海舟 2.坂本竜馬 3.山県有朋 4.徳川慶喜
問題19
1590年、豊臣秀吉の時代に“高橋元種”が新しい藩主として
この地を治めていました。それ以来延岡は、元種公を含めて
五代の藩主によって治められ明治時代を迎えました。
それで藩主の順番として正しいのは。
1.高橋時代→有馬時代→牧野時代→三浦時代→内藤時代
2.高橋時代→有馬時代→三浦時代→牧野時代→内藤時代
3.高橋時代→三浦時代→牧野時代→有馬時代→内藤時代
4.高橋時代→牧野時代→有馬時代→三浦時代→内藤時代
問題26
宮崎県内の鉄道幹線であるJR日豊本線は何駅から何駅の間を指すのか。
1.宮崎駅⇔博多駅 2.宮崎駅⇔大分駅
3.鹿児島駅⇔小倉駅 4.都城駅⇔延岡駅
正解は16番が3.山県有朋
19番が2.高橋→有馬→三浦→牧野→内藤
26番が3.鹿児島駅⇔小倉駅
でした。挑戦されたい方、気楽に受験してみませんか。
年に2回でしたか、試験実施するそうですから。
問い合わせは延岡観光協会℡32-3706まで。