子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

出針 夜爪

2014年11月12日 | 小学生時代
朝出かけにツレが洋服のボタンが外れたが、母は出針はしてはいけないと言っていた、と言いました。

それで思い出しました。
うちのおっかさんも言っていました。出かけに針を使うといけないと。理由を聞いたことはありません。出先で災難に遭うのでしょうか。よくわかりません。

どうしても針を使わねばならないときには、「ああ忙し、ああ忙し」と言いながら針を使っていました。それがおまじないみたいでした。ツレも同じ呪文を母親から聞いたと言っています。

夜の爪切りもタブーでした。夜は爪を切ってはいけないと言われていました。これも理由はよくわかりません。
昼間明るいところで切るように、これがおっかさんの口癖でした。

出針、夜爪は平成の時代にはないでしょうね。昭和以前のことかもしれません。