Heart and Aqua

優しい時間~ゆっくりしていってください。

ありふれた奇跡

2009-01-10 | こころ
新しいドラマ、たくさん始まっていますね~

私が一番楽しみにしていたドラマ『ありふれた奇跡』

山田太一さんの脚本ということで、放送前からとても楽しみにしていました。

『ありふれた奇跡』というタイトルがまた素敵ですよね~

このタイトルには、
「自分たちが普段生活している中には、実は気付いていないだけで
小さな奇跡がいくつもある、
その奇跡に気づくことで希望が見出せるはず」
という山田太一さんの思いが込められているのだそうです。


『奇跡』というと、大きな出来事をさすような気がしますが
ほんの小さな奇跡はいっぱいあって、
本当は、『ありふれた』という形容詞がつくくらいにいっぱいあるんですよね~

普段の生活の中で、いろんなことが当たり前のように思って生活していますが
ひとつひとつがすべて奇跡のようなできごとの積み重ねなんですよね。
でも、なかなかそれには気づかずに生きています。

そのひとつひとつが、大切な出来事なんですよね~



山田太一さんは、言います。

 今の社会は人間の力がすべてという考えが強く、
 願ったことは必ず実現するとか、頑張れば何とかなるという思いが強い気がします。
 だから、人が何か失敗すると努力が足りないといわれてしまう。
 でも、本当にそうでしょうか。
 人はそれぞれ環境も容貌も親もお金のあり方も才能も違う、
 いわばぐちゃぐちゃの中で生きているわけで、
 みんな一斉に同じスタートラインに立ち、同じ条件で走り、勝ちを競っているわけじゃない。
 しかも人間の力が及ばないことがたくさん我々を取り囲んでいて、
 人間の力なんてごくわずか、
 あとはラッキーで成り立っているんじゃないかとさえ思う。
 
 そう考えると、こうして生きてることが、もしかしたら奇跡かもしれないし、
 この世は“ありふれた奇跡”に満ちているとすら思える。
 すべての出来事を“奇跡”とくくってしまうことなどできませんが、
 でもそういう見方で人生を見ると、
 いまの日本人の多くが“ありふれた奇跡”の中で生きているという気もします。



私もおんなじです。

願ったことはいつか必ず叶うと思っているし、
頑張ればきっと何とかなる!と思っています。

でもそんな風に考えてみると、確かに人の力の及ばないことも多いのですよね。
というか、ほとんどはそうなのかもしれません。
ただ、その人が、その人のチカラで、
いろんな見えない何かを引き寄せているのではないか・・と、
私は思っているのですが。。。

でも、こうして生きていること自体が奇跡で、
すべてのものは奇跡なんだということは、確かに言えるのではないかなぁと思いました。

ドラマがどんな風に展開されるのかは今のところ全くわからないのですが、
仲間さんはとっても「花」のある女優さんだなぁと思うし、
加瀬さんは、透明な不思議な存在感のある方だなぁと思いました。

八千草さんも大好きです~~
あんな風に可愛いく年を重ねることができたらいいなぁ。

どんな風なお話になるのか、とっても楽しみなドラマです。






今日のよかったこと

 雪が降りました~
 お顔のエステに行きました~
 ドラマ「ありふれた奇跡」を見ました~