内藤興盛の墓

　内藤興盛（１４９０～１５５４）は大内氏の家臣団ではトップクラスの人物でありました。いわゆる重臣です。

　大内義興・義隆に使えた重臣であった。陶隆房(のち陶晴賢)が義隆を討つときは動かず子供達は隆房側と義隆に従う方と二つに分かれて戦となった。墓碑には西方寺殿云々と刻まれて折。この地に西方寺があったことが証拠付けられる。

　フランシスコ・サビエルガ大内義隆に謁見する際に大内興盛が取次ぎをしているし後々も宣教師達をいろいろと世話をしている。大内興盛はキリスト教の信仰に帰依したのではないかと思えるが墓は当時の日本式の墓です。

　娘婿は毛利隆元です。今は誰も参拝に来る人もいなく、寂れた墓所となっています。誰一人もこなく、怖い感じすらするところです。