宝物館に行く途中にこの庭園があります。室町時代に作庭されていますので苔むしています。枯山水で池泉はないのですが亀島・鶴島と呼ばれる石はあるのです。
宝物館には重文の仏像や古文書が陳列されています。このお寺の特色は坊舎が小川に沿って立ち並び、山も水も空気も清くおのずと心まで浄化される天野川の水を使って作られたお酒「天野酒」が有名でこのお酒を販売して稼いでいるとのことです。昔から天野酒がこのお寺の経済を支えていたとの説明です。特に秀吉はこの天野酒が大好きで送ってほしいと手紙が届いており、その原文も陳列してありました。
この写真は観蔵院からの眺めである。600年を経た五葉松もあっていかにも歴史を感じられる。桃山時代には徳島の蜂須賀家が改修している。江戸時代には庭師雪舟流の谷千柳が改造している。
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