霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

一日前の初日の出

2011-01-01 16:08:35 | 随想
 元旦の初日の出は拝めないと思い一日前に初日の出を拝んだのです。余り綺麗な初日の出ではないです。でも取れただけありがたいです。今年も世界が平和でありますように・・・

ウサギ年にあたって

2011-01-01 09:07:01 | 随想
               ゆずり葉のごとくまた新しい年を迎えています。今年はウサギ年よく飛び跳ねてもらいたいと誰でも考えるのである。余り飛び跳ねて木の根っ子に頭をぶっつけても困るのである。「はやぶさ」の帰還やサッカーワールドカップでのジャパンの活躍、ノーベル化学賞2人の受賞など明るい話題もあるがどうも閉塞感から抜け出せないでいる、何か重石が乗っかっているようである。

 一つには国の財政問題である借銀900兆円と先進国ではダントツの額でありかつ税収は約40兆円、支出は91兆円と大幅な赤字構造である。企業で言えば融資不適確な先といえよう。これに対する果敢な対策が早急に迫られている。政治では与野党伴に考えて実現をしなければならない。昨年の国会のように政局がらみかどうかは分からないが批判の応酬ばかりでは大人気ないもっと実のある国会をしてもらいたい。

 二つ目は、国の安全保障の問題である。日本の国を今後どうしていくのか基本の戦略を、日本の背骨を確立していくことが迫られている。日本の国益をどう守るのかそのためにはどういった多面的な展開をして外交力・防衛力を高め強めていくか、その方策を国民に説明を何回もしていくことが必要であろう。

 三つ目は日本の経済である、円高により国内企業は投資が落ち込み雇用も落ち込み失業者は依然として減っていない。しかし同じアジアにあって韓国やシンガポールなど目覚しく成長している国もある。明治維新も開国で日本は成長できた、今更開国とはいえないがFTAやPTTなど各国との経済連携協定を広げるなどもっと自由貿易を進めていくことも一つの方法ではないか。日本経済が沈没する前に・・・。

 貿易自由化を進めていくと必ず農業問題が出てくる。食料自給率の問題、環境問題、資源確保の問題、また社会福祉制度をどうするか、税制をどうするか、いろいろ出てくる。いろいろ議論を深めることは良いことである。しかし何もやらない政治では国民は納得しないのではないか、「見る前に跳べ、失敗したら修正すればよい」という言葉もあるが外交とか安全保障では失敗は許されないが内政問題や国内問題では本当に「見る前に跳べ」ではないが勇断を持ってやってみることも必要ではなかろうか。ウサギ年であるから跳べといっているのはない。

 資源保有の少ない国にとっての資源といえば人材しかないのである、いかに世界で飛躍できる人材を育てていくか長い目で教育投資は欠かせないとおもわれる。そういった有能な人材が安全保障にも経済にも社会保障にもとあらゆる面にいきていくのではなかろうか。