霜恋路日記

【しもこいじにっき】
ロマンチックな名前「恋路」という場所においての出来事です。これは正真正銘本当の地名です。

刈谷城址

2010-03-14 10:36:06 | 歴史/古文書
 今日は知立駅で乗り換えて名鉄三河線に乗り刈谷市駅まで行きました。刈谷市駅は小さな駅で観光案内所も無く小さな売店が一つある殺風景な駅でした。その売店のおばさんにたずねましたが貸し自転車は今は無くなったとのことです。近くには民営の貸し自転車屋さんもないそうです。仕方が無く駅の観光案内板を見て刈谷城址まであるくことになりました夏の暑い午前中のことでした。

刈谷城は天文2年(1533)に水野氏が金ヶ小路のほとりに築城したのが始まりで江戸末期まで徳川氏の譜代大名が居城していました。当初から天守閣は無く隅櫓のみでした。明治4年の廃藩置県で一時政府の所有になりその後民間に払い下げられ戦前の昭和11年に市が買い取るなど変遷がありました。写真の建物は本丸三層の櫓のあったところに大正5年に十朋亭という名で会合場所が造られたものです今でも市民の会合やサークル活動場所として提供されていました。