カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

悲願の「弾圧国家消滅」

2015年01月01日 11時49分01秒 | 社会

2015年こそ、

弾圧国家が静かに良質国家へ変身する

ことを願っております。

海外へ出かける日本人のために、弾圧国家でしばしば用いられる「罪状」を列挙しておきましょうか。 ←何の参考になるのだらう!

 

国家反逆罪

「国家」に「反逆」する、というので妥当なように思われますが、その「国家」に問題があります。世界には、あっと驚くような国家があり、ある国では何でもないことが、別の国では「国家反逆罪」となります。

例えばソ連の作家ソルジェニーツィンですが、「イワン・デニーソヴィッチの一日」「収容所群島」などでノーベル文学賞を受賞したものの、国家反逆罪で市民権を奪われアメリカへ亡命しました。時の政権を批判すれば国家反逆罪となる国として有名なのは、ソ連(今ではロシア)と中国北朝鮮韓国ですね。この中に「韓国」が入っていることにご注目を(笑)。

重大な規律違反

これは昨年2014年の中国でもしばしば見られました。

恐竜は絶滅したけれども、中国では決して絶滅することがない「汚職・偽造・捏造・偽証・役得・談合」などなどの不正行為。

これを習近平が「許さない」とするのですが、ここに2つの問題点があります。

  1. これは通常の権力闘争で、時の権力者である習近平が、院政で影響を与えようと目論んでいる旧為政者グループを粛正する意味合いが強いこと〔「腐敗撲滅」とは前任者の影響をなくしたいという意味〕
  2. そもそも、中国共産党という国家自体が「重大な国際規律違反」を繰り返している←これはおもしろいですね!

もしもあなたが、

「中国が本気で不正をなくそうとし始めた」

と受け取っているならば、あなたは伝えられる情報を信じて疑わない、立派な方のようです。

しかし自ら資格のないことを平気でわめき散らすのが中国共産党であることをお忘れなく(笑)。

もうおわかりでしょうが、

「重大な国際規律違反」を繰り返している大元締めの中国共産党が、国民に対して「重大な規律違反」を許さない、とするのが落語のように滑稽なのです。

いわば、広域暴力団▼▲組の組織内で暴力を伴なう権力抗争が繰り返されるため見かねた組長が全員に向って「不法行為・暴力を絶対に許さない」と通達を出すようなもの(笑)。

国際規律違反を繰り返す国が、国内の規律違反をなくせるなんて、いつたいたれがしんじるといふのでございませうか。

国家機密漏洩罪

ブレジネフ書記長時代の旧ソ連。ある男が、アメリカの新聞記者にこう語った。

ブレジネフは今や恰幅(かっぷく)がいいだけの、うす汚い独裁者だと・・・。

翌日さっそく男は逮捕される。国家機密漏洩罪であった。


そうなんです。弾圧国家では、事実を述べてはいけないのです。なぜなら、事実は「国家機密」なのだから事実を外国に向って述べるのは「国家機密漏洩罪」にふさわしい。

産経新聞ソウル支局長の起訴も、産経新聞の記事内容が「国家機密」なので、韓国内の新聞に掲載されるならば問題はないけれど、外国の新聞が記事にする行為は「国家機密漏洩罪」にあたるのでしょう(笑)。

ああ、2014年の韓国も50年前のソ連も、同じようなレベル。


みなさま、日本の国内では何でもないことが、外国では大変危険であることを、今一度思い返していただきますよう・・・・。

寒さ厳しいおりではございますが、今日から始まる2015年が皆様にとっていい年でありますよう祈っております!

厳しい視点と、大らかな笑いの心を、常にもちたいものです(笑)。