カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

沖縄の醜聞 46 普天間→辺野古

2018年09月14日 11時58分09秒 | 社会

先日

2018/9/30 の沖縄県知事選挙投票場の入場券(はがき)が送られてきました。日本では選挙権さえあれば、事前登録をしなくても自動的に送られてきますが、今回は投票日の3週間ほど前(2018/09/13の告示前)でした。

普天間飛(宜野湾市)の移設先とされるキャンプ・シュワブ近くの辺野古名護市)。

  • 2018/02/04 名護市長選挙で、移設容認派らしい無所属の渡具知(とぐち 1961- )が新市長に当選
  • 2018/09/09 名護市議選挙(定数26)で、辺野古容認派・反対派が同数の13ずつに(どちらも「半数」ではない)。
  • 2018/09/30(予定)の沖縄県知事選の告示が2018/09/13にあり4人が立候補しました。普天間基地のある宜野湾の市長だった佐喜真(さきま 1964- )と、衆議院議員だった玉城(たまき 1959- )の2人が事実上の一騎打ちでしょうか。

いろいろな人がそれぞれに判断しておりますが

  • 沖縄住民、特に沖縄本島の人は「米軍基地反対の声があるのに、なぜ現実にはたくさん基地があるのか」と疑問をもっており、この大きな声を背景にして「公約」実現をはかる政治家たちがいます。まるで法治国家日本の法よりも自分の「公約」のほうが上だと思っているかのように・・・・・・。
  • 一方で沖縄に疑問をもつ人は、沖縄(特に沖縄本島)の政治家たちが、なぜ中国や朝鮮半島に触れたがらないのか疑問をもっております。まぁ住んでみればまた違うのでしょうが、少なくともおおやけにできないことが存在すること自体、言論の自由がないことでしょう。自公の保守政権に反対する沖縄本島ですが、それと同一歩調の朝鮮半島や中国を敵に回したくないからに違いなく、故翁長もまた中国では中国共産党幹部に頭をなでなでしてもらい黙ったままニコニコするだけでした。
  • ともに自分中心の「疑問」ですね(笑)。  

同じ沖縄県でも

沖縄本島以外の先島(宮古島や石垣島など)では、事情が違うようです。

沖縄本島に本社がある沖縄2大紙(琉球新報・沖縄タイムス)は地元第一主義に徹しており、中国に何も言えない朝日新聞さえまるで異端紙にみえるほどで、本州紙の多くが沖縄両紙を引用するだけで自分で取材してこなかったしわ寄せが見られます。

これに毒されている日本人の多くは、「沖縄では全員が米軍基地に反対している」と錯覚しているのかも知れません。

少なくとも沖縄本島では、それに近いことが言えるのでしょう。

私も石垣島に来るようになって20年以上が経過しますが

実際に住んだのは6年ほど前からで、その印象として石垣島では多様性と言論の自由が「沖縄本島より」あるようで、少なくとも韓国の「社会的に異論を排除する」傾向はまずなく、まさに多様性を認め八重山の「合衆国」というところです。

石垣島では、この200年くらいの間に先祖が移り住んだ地域が多いようで、その地域が先祖の島々を代表しており、地元の人でも、地名だけで「どの島の出身者が多いか」を言えるほどです。つまりいろんな考えがあるということで「合衆国」と称されるゆえんでしょう。

石垣島では、都会のようにいろいろな人がいろいろな意見を言うので、空港建設でもなかなかまとまらず難航し、2転3転し、ようやく2013年3月から新石垣空港が2000m滑走路で運用を開始しました。今までの石垣空港では1500mだったのですね。:Wikipedia 

その点、宮古島では奇妙に意見が一致するようで、宮古空港も古く1983年(新石垣空港開港の30年前)から滑走路が2000mに拡張されています。

それまで石垣→羽田の直行便でさえ、1500mの滑走路ゆえに離陸の時の重量制限があり、すぐ近くの宮古空港や那覇で給油しなければなりませんでしたが、2000mの滑走路を有する新石垣空港ができてその必要もなくなったようです。:Wikipedia

むしろ凝り固まっているのは内地からの旅行者で、何を言ってもいいのですが時折、沖縄本島への忖度(そんたく)がみられることも(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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