韓国ハンギョレ紙がなにやら言っております。
「対北朝鮮ビラは北朝鮮の人権のためにならない」、国際社会の説得を:韓国ハンギョレ 2020-12-19 03:36
題名には2つ誤りがあります。
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- 北朝鮮への抗議なく「北朝鮮人権改善のためにならない」としていること
- アメリカのことを「国際社会」としていること
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「1.」についてですが、韓国ハンギョレ紙は、まだ
「対北朝鮮ビラは、北朝鮮の人権改善に役立たないばかりでなく、境界地域の住民の命を脅かすということを国際社会に多角的に伝える必要がある」と言っており、韓国政府の言っていることを逸脱していません。別の言い方をすれば、韓国政府ヨイショ記事です。
地域限定のビラ禁止を法制化したのであり、表現の自由を抑制するものではなく、誤解であるとし、政府の広報活動に注文を付ける勢いです。
記事では
南北の軍事力が集中配備されている同地域でのビラ散布で引き起こされる武力衝突は、境界地域の住民の安全を脅かし、全面戦争へと飛び火する恐れが高い。このため「最小限の範囲内」でビラ散布を禁止せざるを得ないということを国際社会に明確に伝えなければならない
とし、どこにも北朝鮮への抗議が見られません。
つまり「脱北者が金めあてに北朝鮮へビラを散布し、それがきっかけとなり軍事衝突が起これば住民の安全を脅かす」としますが、ビラ散布が原因で北朝鮮が軍事攻撃をすることを前提にして「住民の安全が脅かされる」としながら、いっさい北朝鮮への抗議はないのです。
北朝鮮への抗議なく、「脱北者の金めあて」を根拠にビラ散布禁止を正当化するのは、韓国が北朝鮮の言いなりであることを明確に示しております。この韓国政府の姿勢を擁護するのが韓国ハンギョレ紙でした。
それは文在寅が「無批判に北朝鮮へ接近」しているからで、左翼紙としては政府追随しかないのでしょう。
「対北朝鮮ビラは北朝鮮の人権改善に役立たない」
とするところが目新しい所でしょうが、それもビラを口実とした北朝鮮の軍事攻撃を非難したあとならまだしも、非難が一切ないのですから、うんざりします。
もしも「北朝鮮を非難」できれば、こういった記述はできないでしょう。
さてさて、皆様はどう思われますか。