アメリカというと、どうしてもバイデンの話に・・・・
バイデン氏、教育長官にラテン系の州教育長を起用へ=関係筋:ロイター 2020/12/23
バイデンは
非白人を多用し、トランプとの違いを示しておりますが、トランプ支持者も根強くいるようです。
そこで私は次のように考えました。
アメリカ人の多くは
決してトランプを支持しているわけではなく、共和党の支持者である、と。
キューバからフロリダへ移ってきた不法移民たちは「社会主義を極端に嫌っているよう」だし、フロリダ以外でも民主党の政策のおかげでアメリカの多くの零細企業が倒産してしまい、民主党よりも共和党がアメリカらしい、と映りました。多くのいい加減な企業もありましたが、その中には重要な企業もあったのでしょう。
そのようなときにテレビで人気のあるトランプが、政治の経験がまったくないのに出てきて、惹きつける魔力があったのか、有権者は大統領選で投票してしまいました。いまさら支持を撤回するわけにはいかず、ずっと「反民主党」ということで支援してきました。トランプが、民主党の悪口を言えば言うほど、民主党が社会主義だとののしればののしるほど、共和党支持が増えました。それは共和党支持を暗示しているようです。けっしてトランプ支持ではないのです。
トランプは、4年目の後半、再選をかけた大統領選でバイデンに敗けたにもかかわらず、支持者が多いと錯覚し、調子に乗って「2024年の大統領選に出馬するかも知れない」とされています。
トランプは
国内はもとより、国外でもひどい政策を繰り返しました。唯一の正解は「中国政策」で、そのほかでは及第点から程遠いものでした。しかし共和党支持者にとっては、反民主党であれば何でもよかったのでしょう。トランプが「反民主党」を叫ぶことが多いのには、こんなからくりがあったのです。
側近を無数に解雇しては次々に補填しましたが、「信頼から侮辱へ」が、期間としてあまりにも短く、そして頻繁すぎました。しかしだからと言って、共和党から支持者が逃げるわけではありませんでした。「反民主党」が全てだったのです。
結論ですが
アメリカ国民の比較的多くは、トランプではなく、共和党を支持してきました。
たまたまトランプが出てきて、それに引っかかり投票してしまったのが有権者で、トランプは2020年度の大統領選では敗けましたが、4年後の2024年大統領選に出そうなところまでいきました。
しかし悪く言えば、誰にでもありそうな統合失調症の気(け)があるトランプにもうこれ以上アメリカの舵取りを任せるわけにはいかなかったのでしょう。
統合失調症と言えば、民主党のバイデンも気になり、4年後には副大統領のハリス(女性)へ譲られるのではないかとされており、これに対抗する共和党候補を選ばねばなりません。トランプが対抗できるかどうかですが、残念ながら今のところその気配はなく、すべてはバイデン・ハリス次第ですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。