カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞596 ウイグル問題

2019年10月02日 07時16分59秒 | アジア

何回も言うようですが中国では

  1. 東:朝鮮半島、尖閣、埋め立て、香港の騒動
  2. 西:本稿で扱うウイグル問題
  3. 南:インドとの国境で不穏な動き
  4. 北:内モンゴルと称する地域

と四面楚歌。GoogleEarthに書き込むと、よくわかります。


ウイグル民族の文化が地上から消される:newsweek 2019年10月1日(火)18時20分  


中国共産党による強引な領土拡張で、当初

自治区だったのですが、漢人が続々と入り込み、あるとき豹変して「中国化」が始まります。その期間が比較的長いため、「中国は長期視点に立っている」という誤解が生じます。

中国では、「自治区になって初めて自治がなくなった」と揶揄される次第です。

記事では次のようなことを主張しています(要約)。

  1. 新疆のウイグル語出版はいま壊滅状態。
  2. すでに「認可された」書籍でさえ、突然「有害図書」とされ、出版関係者が拘束されるため、出版さえできない状態が続いています。
  3. なにが有害図書」かと言えば、もちろん中国共産党の方針と異なる主張をした「図書」です。中国には表現の自由以前の「深刻すぎる弾圧」があるのです。
  4. 中国が、外に向かっては「自由」をうたいながら、内では「ひでー状態」であることを知っている人は、それほど多くありません。韓国左翼政権もまったく同じですね。
  5. 香港問題も深刻ですが、香港を憂えてさえいればいいのではありません。本当に中国を憂えている人は、ウイグル問題にも多大な関心を寄せていることでしょう。
  6. 一言でわかりやすくまとめるならば、「中国共産党はそっこく崩壊するしかない」のでした。 

不都合な中国を見ないで、いたずらに中国礼賛を続ける人たち(日本人とは限らない)は、上記をどうとらえているのでしょう。

  • きっと、かつての日本人らしく「ヤクザ・総会屋は必要悪だ」と似た感覚で中国をとらえているのでしょう、「中国共産党は必要悪だ」と。
  • 中国共産党が崩壊すれば「もっとひどい政権が樹立されるかも知れない」という呪縛から逃れることはできません。
  • 中国政府は、法治国家のふりをして政府の言いなりにしようとする魂胆があまりにも見え過ぎで、「総選挙・国政選挙」がない、つまり中国人を代表していない「首脳」の、小倉生まれで「限界」育ちなんでしょう。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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