カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

於茂登岳山頂の気象レーダー

2015年02月18日 07時16分00秒 | 石垣島

撮影月日:2015/02/13 12:45
撮影場所:於茂登岳の気象レーダー

沖縄県にある最高峰が

ここ石垣島にある於茂登岳(おもとだけ)525m。この山頂近くに、昔は3つのアンテナがありましたが、いつの間にか1本が撤去され、今ではこの気象レーダーと、もう一つ山頂にある高い漁業用などの高いアンテナの2つだけになってしまいました。

珍しい冬の快晴の日

今年初の於茂登岳への登山。山頂すぐ手前にある気象レーダーに、なんと足場が組まれ、作業員の姿が見られます。日が左から射していることから分るとおり南西~西方向を向いて撮影しております。 

ところで、見える二人の作業員は何をしているのでしょうか。次の中ではどちらが正しいのでしょう。

  1. 元々白いレーダー表面だったので、白いペンキを高速噴射で塗布している
  2. 高速の水を噴射して、藻や苔類を吹き払って、元々の白い表面を回復している

正解は 2. でした。2~3年に1回はこうして作業しないと、汚れてしまうのでしょうか。

525mとはいえ強風が吹き続けるこの場所でも、いつの間にか棲みついている植物の生命力に感歎するしだいです。 

この写真では見えませんが

かつて、レーダーのすぐ右下まで鉄柵がありました。

今では鉄柵がほぼ球形レーダーの基礎部分のところまで後退し、鉄柵内の面積が半分ほどになっています。鉄柵のない平地が、ヘリコプターで資材を運ぶための場所だったんですね。

 

いろいろな山へ登ると

山小屋や各種アンテナ設備などの、設置や維持管理に、人手が使われていた時代があったと聞きます。山の上に構造物を建てる作業には相当な危険が伴ったのですね。

大規模な施設を作るには、今では、最初は人手に頼るものの、まずはヘリポート建設を目指し作業日程を大幅に短縮していることと思われます。

こんな風景の変化をみるにつけ、そんなことに思いを巡らすのでした。


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