カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

「言う資格がない」

2018年05月27日 17時14分46秒 | 生き方

平気で「言う資格のないこと」を言う人がいます。尤も・・・・・・

自分を鏡で見る習慣がない人には、言っても無理?

それでも、言わなければならないつらさがお分かりでしょうか(笑)。 

今日は日曜日ですから、そんな例をあげてみましょう。←日曜とどんな関係が? 


識字率を上げよう

何も問題がなさそうですが、注意が必要です。

独裁国家で「識字率を上げる」とはどういう意味でしょうか。

それは為政者が国民の判断力にほとほとうんざりして、識字率を上げることの大切さに気づくのですが、識字率を上げると、次々と「ものごとに疑問をもつ」人が増え、「為政者たちの手法に異義」をとなえ始め、悪くすると「独裁政権が崩壊する」要因となります。

かくしてそれを恐れる独裁者は、愚民政策をとりはじめます。「民は由らしむべし、知らしむべからず」ですね。

そのとおりです。為政者としては「国家が支配しやすい方向で国民の識字率を上げるにはどうすればいいか」を考え始めるのです。


神聖にしておかすへからさる中国の領土 

    • なぜ中国固有の領土である南米大陸の近海で、アルゼンチンが中国漁船を爆破するのか、許せない。
    • なぜ中国固有の領土であるハワイをアメリカが事実上統治しているのか、許せない。
    • なぜ中国固有の領土である南沙諸島・西沙諸島あたりをが埋立てたてるのを各国が非難するのか、許せない。 

すべてこれら下線部分の前提に間違いがあり、これら前近代的発想に基づく中国人の勘違いは、為政者にとって都合のいい人間ばかりを育ててきた「ニセ教育」に原因があるのでしょう。

中国共産党が崩壊しなければならないゆえんです。

「言う資格がない」と は、中国共産党などの独裁政権への非難言葉でした。


豪の「ディンゴはヒツジにとって有害」 

ディンゴは、相当古くからオーストラリアに住むオオカミやイヌの一種。

カンガルーもまた、移植した草食動物らしい。

ヒツジは、オーストラリアへは200年ほど前にヨーロッパ人が持ち込んだもの。

ディンゴがヒツジを襲い、カンガルーがヒツジの草を食べるため、いずれも駆除されていますが、これが環境保護団体から反対されています。一方、攻撃的で陰湿なシー・シェパードなどが世界各地でテロ活動を起こしたり日本の捕鯨船を襲っております。

ヒツジのためにカンガルーを駆除して、その肉を平気で輸出しておきながら反捕鯨を唱えるのですが、それは「クジラ」は知能が高いが、「ヒツジ・ウシ・カンガルー」などは知能が低いからとみられます。

  • そんなことを言っているからアジア系やアフリカ系を低い知能とみなし差別しているのでしょうね。
  • これはキリスト教系の人間が陥りやすい危険な罠でしょうか。
  • 「世界中が中国共産党の支配下にあるべきだ」という中国人のうぬぼれに似てませんか。これが「差別」の始まりなのですが、それを指摘すると「差別だ」と叫ぶのが、「言う資格がない」ことの典型ですね。

オーストラリアの中国政策が、岐路に立っているようです。

オーストラリアはまた、「言う資格がない」点でも岐路に立っているようです。


多様性を欠くデンマーク

デンマークのラナース市(内陸にあるけれど1000年も前からの河港)議会が「保育園の給食に豚肉利用を義務化した」のに対して、デンマークへの難民たちが反対しているとのことです。どうも「ミートボール論争論(meatball war)」では多様性を欠くようですが、デンマーク全体で見ると多様性があるのかどうか、心配になってきました。

もし国策として移民を導入したのならば、法制化すべきでないのです。この混乱はイスラム教徒の移民を導入したときに予想されそうなことですが、これがもめているということは、国策決定時にはこのトラブルを想定していなかったと考えられます。

いくらキリスト教的な判断力による数値で「幸福の度合い」で上位を占めているとは言え、このような隠れた異様さがあるのです。イスラム教徒受け入れに伴うこういったトラブルが加味された上での「幸福の度合い」だったのか、疑問です。

「言う資格がない」はデンマークにも言える言葉でした。 


他人に煩わしさを与えることは、すなわち自分に煩わしさを与えること 

これは1年以上前に韓国が中国に対して言っている記事からです。

北朝鮮の暴走に備えての米製THAADミサイルの韓国内配備に対して、中国が韓国へ経済制裁するのみならず、中国のロッテなどを標的にしていることについて、中国が「他人に煩わしさを与えることは、すなわち自分に煩わしさを与えること」と言い、韓国のTHAADミサイル配備を非難したのですが、似たようなことを聞いたことがありませんか。

中国が「他人に煩わしさ→自分に煩わしさ」は、あくまでも中国が中心のうぬぼれ思考でした。

アメリカ製のTHAADミサイルを韓国に配備するのは中国をも標的にするもので許せない、と中国が言うのを、韓国が他人に煩わしさ→自分に煩わしさ」とは中国自身のことだと言っているのですね。

共に自らを鏡で映す心の余裕がない儒教に汚染されたうぬぼれ国家「中国」「北朝鮮」「韓国」らしいところがみられませんか(大笑)。 

こういうのを「言う資格がない」と表現するのでしょう。

中国はTHAADミサイル配備が中国の韓国に対する「準断交」だとし朴槿恵弾劾を喜んだため、その後大統領になった文在寅が急いで北朝鮮との統一を考え始め、中国の助言もあって北朝鮮が「北朝鮮の核廃棄」ではなく「朝鮮半島の核廃棄」を主張しているため、韓国がこれに乗じて北朝鮮にヨイショし始めたものです。「ほんとうに中国が北朝鮮の自立を喜んでいる」とみる情けない見方だと思います。

すべての最初は

  • 貧しいゆえに共産主義に走るのだろうと錯覚した国があり、中国を世界の工場に仕立て上げた
  • しかし中国が経済的に少しずつ豊かになるにつれ、その富を軍国主義に利用し始めたのが運の尽き。貧しいゆえに独裁国家になったのではなく中国共産党が諸悪の根源だったのですね。
  • 南沙諸島・西沙諸島の埋立てや海洋進出など中国共産党の軍国主義化が始まりであり、それに対抗しようとした韓国へのTHAADミサイル配備も日本の米軍配備も、そこに行きつくのでした。辺野古移転反対は、中国のこういった脅威に触れることなく、普天間は返還すべき・辺野古基地建設には反対、ということなのですね
  • 翁長もまた「中国の軍事に触れない」ままです。これは韓国が「北朝鮮の体制に触れない」まま南北会談を開いたのと似てますね。これが沖縄が韓国に似ているとする根拠の1つでした。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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