カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

ロシアの醜聞635 露の国際政治学者

2022年12月15日 08時35分48秒 | アジア

露のドミトリー・トレーニンが述べています。 


ロシア国際政治学者“プーチン政権は国家存亡に関わる賭けに”:nhk 2022年12月14日 22時11分


NHKの対面インタビューで以下を言ったという。

        1. プーチンは国家存亡に関わる賭けにでた。 
        2. 敗北すればすべてが失われる。
        3. 欧米との関係は、完全に崩壊した。
        4. 米は戦闘に直接参加、露兵は米弾で死亡
        5. この対立は、露と米の代理戦争
        6. 露とNATOが衝突する危険は排除できない。
        7. 現時点で停戦交渉の再開などは見通せない
        8. 戦争は何か月もかかり、2年かかるかも。
        9. 露の核戦力については、米とその同盟国がウクライナへの紛争に直接参加することを排除するのに十分な核兵器がある。
        10. プーチン政権は核戦力による脅威が抑止力になると考えているが、現時点でウクライナで使われる可能性は低い。
        11. およそ80年間で初めて、人々は国益のために命を犠牲にする必要性に直面した。
        12. 第2次世界大戦以来となる国民の動員が、社会の空気を一変させた。
        13. 欧米との関係が完全に断絶した中で、独自の道を模索していかざるをえない局面。

露は

としていますが、これでは

        1. 「何が国家存亡の危機」なのかが分からず
        2. 「自らが掘った穴さえ(受動的なことでも)、「国家存続の危機」とする恐れが多分にある

ので信用できません。

NATOが姿勢を改めないので、という口実を用意しているのであり、これが「うそつきプーチン」のはじまり始まり。

余計なことは言わないに限りますが、こんな調子が続くのです。

つまり「自らが掘った穴なのかどうか、なのかと言う判断ができるかどうか」という大きな問題があるのです。

ただしトレーニンは「プーチン大統領が目指しているのは常に1つだ。米が露の国益の合法性を承認することだ」と言うのを忘れてはいません。この辺りが、限界(玄界)なだ、でしょうか。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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