カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

北朝鮮の醜聞125 仏職員スパイ容疑で

2018年11月29日 01時05分26秒 | アジア

久しぶりの北朝鮮記事でしょうか。 


フランス上院職員が北朝鮮へのスパイ容疑で拘束:産経新聞 2018.11.27  


EUでは珍しく北朝鮮と国交がないフランス

このフランスで起ったスパイ事件ですが、北朝鮮としては国交がないのでより情報が欲しかったようで、これに乗ってしまった上院の職員(マクロン大統領と同じ「国立行政学院」卒らしい)スパイとして拘束されたようです。

邪推ですが、EU諸国の北朝鮮対応に関する情報を北朝鮮が入手したかったと思われます。

いまや米朝関係も悪化しているようです。 

2018年6月の米朝会談(シンガポール)から半年になるのに何も進展しておりませんが、これはトランプに責任があるのか、それとも金正恩のだまし戦術なのか・・・・。

今や空(衛星)からも海(監視船)からも制裁が厳しくなり、北朝鮮はよりいっそう孤立化を進めておりますが、

    1. 犠牲になりやすい民衆がもちこたえられるか
    2. 金正恩政権がもちこたえられるか

どちらが先に崩壊するかの勝負になってきました。

北朝鮮が崩壊すると中国共産党が突然介入するという噂もあり、それを恐れる金正恩は有事にはロシアへ亡命するだろうとされています。

有事には

北朝鮮からウラジオストックへ行き、そこから6000m西のフィンランド国境近くにあるムルマンスクへ運び、その北1000km(デンマーク領グリーンランドの東700km)にあるにあるロシア領スヴァールバル諸島へ移送する

というがあります。

金正恩は、韓族が長年にわたって蓄積してきた瀬戸際外交方針を尊重し、その中国とロシア、そして韓国左翼政権を操っている「つもり」なのです。

私は「その時」まで、北朝鮮に幸あれと祈らずにはいられません。 

李朝は538年(=1910-1392)の長期間続きました。

李朝は、本人が「それのおかげで国が成立した軍事力」を恐れたため、できるだけ軍事力を減らしていたようですが、それが原因で崩壊したと理解したのです。

そして北朝鮮では一転して、国民を犠牲にしてでも軍事力を増強しました。

李朝の場合、中国の属国であり軍事力に頼らなくても良かったので500年も維持できたのですが、北朝鮮の場合、中国の影響をできるだけ減らそうとして軍事力を増強した結果500年の1/10さえ危ぶまれるようになりました。

    • 軍事力を減らし中国の属国化をもたらした代償として、長期政権を維持できた李氏朝鮮
    • 軍事力を増強し中国の属国化を防いだ代償として、短期間で崩壊しそうになった北朝鮮  

どちらがよかったのでしょうね。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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