いやな時代になりつつあり、各国が独裁化への道を歩もうとしております。
韓国では
過半数に満たない左翼政権与党が、改憲しようとしています。
それも韓国の法制度未整備に原因がありそうな「大統領職を辞してからの不幸な老後」問題を解決する方向ではなく、前の大統領や前々大統領さえ「報復逮捕」しながら、自分に都合がいい方向で改憲しようとしております。
ロシアでは
- 2018年3月:不都合な大統領選挙立候補者を逮捕するなどの法治国家を装った手法があり、投開票時に国内各地で「不正」がみられました。ロシアはまったく民主主義が機能していない国なんです。
- 2014年3月:冬季ソチ五輪中のウクライナ騒乱に乗じてクリミア半島を武力併合。これにより各国から制裁されました。
- 2014年7月:国家ぐるみでスポーツ選手たちの薬物使用隠ぺいに邁進しました。この結果、リオ五輪や平昌五輪で制裁を受けました。
- 2018/03/05 英国南部でロシア人のスクリパルが娘とともに意識不明状態で発見され、ロシアの犯行が指摘されましたが、ロシアは関与を否定するだけで調査しようともせず、欧米各国やNATOからロシア人追放などの制裁を受けました。
アメリカでは
ご存じのように内向きのトランプも、大統領就任から1年を越えましたが、国の内外で問題を起こし続けており、精神状態も疑われ弾劾の方向へまっしぐらに走らざるを得ません。半年後の中間選挙(2018年11月)までもつかどうか、不安視されています。
そのトランプが北朝鮮と首脳会談をしようとしているのです。
中国では
憲法が改正され、習近平らの任期制限が撤廃されました。反対者を押さえ込むのに成功したとする視点からは、今までのように強硬にならなくてもいいという声があるのですが、埋立地の軍事要塞化をやめる動きなどなく、中国共産党のスパイ活動も活発になる一方です。
私たちはその無法な行動に反対し続けなければなりません。
独裁化が進んでいるとは言っても
それまでが「立派な国ばかりだった」わけではありません。
しかし多くの人は、独裁化が進んだことで、世界がより悪くなると見ておりますが、ほんの少しの可能性があり「それまで解決できなかったことが独裁化の進行で少しマシになる」かも知れず、何とも言えないかも知れません。
独裁といえば弾圧ですね。なぜ弾圧国家が増えたのか、ですが、
- イスラム国の宗教指導者が、ISの過激思想を受け入れることを拒否するあまり過激になり過ぎ、今まで以上に弾圧に走ったこと
- 中東北アフリカなどで、長期独裁政権に嫌気を感じて民主化を求めたのはいいけれども、結局押さえつけられていたイスラム教が勢力を広げるなどで混乱が増し、これを鎮めるために弾圧を欲するようになったこと
- 移民難民を多く受け入れるという今までの方針でしたが、移民2世が起こすテロが増えたため、移民を排除しようとする勢力が台頭し、混乱したため、強権が必要になったこと
- イスラム過激派の影響を受けたらしい人たちが、子どもを巻き込んだり、民衆に紛れ込んでテロを起こし、これを空爆させて「誤爆だ」と叫ぶ根拠としてしまったようで、混乱がいっそう激しくなったこと
- 中国共産党の弾圧は知られていますが、もしも中国共産党が崩壊すれば中国でもっとひどい弾圧集団が出てくるかもしれないと思う人が増え、中国共産党もまた一層ひどい弾圧政策を採り始めたこと(経済的に豊かになれば少しはマシになるという目論見がもろくも崩れ去った)
などが関係しているようにみました。
さてさて、皆様はどう思われますか。