カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

似ている「一兵卒(貴乃花・小沢一郎)」

2018年03月29日 22時35分15秒 | 社会

貴乃花親方の「一兵卒」発言が報道されています。

なにしろ貴乃花親方はいままで被害者の立場だったのに、一転して加害者の立場に変わったのですから、「一兵卒」発言もやむを得なかったのでしょう。

よき被害者の時代」には、管理者の立場にあったのに、自分が信念とする道と物事の表面しか見えなかったようで、周辺がそれを利用したのか分かりませんが、結果的に「若さゆえ加害者の立場が分らなかった」からでしょう。

貴乃花親方の弟子である貴ノ岩(モンゴル出身)が日馬富士(モンゴル出身)に飲み会(モンゴル出身者が多かったらしい)で暴行された件で、横綱日馬富士は引責引退したものの、被害者の立場から貴乃花親方は、協会の調査を拒否して直接警察へ被害届けを出したままで、公益法人の認可者である内閣府(内閣府公益認定等委員会)へ「内部告発」さえしてきました。

この時点では、硬直した協会への批判も多く、貴乃花への理解者も多かったように思われます。

しかし「大相撲協会」だけではなく「貴乃花親方」もまた硬直していたようです。硬直者同士のガチンコ勝負だったのでしょうか(笑)。

八百長問題の次には、ガチンコ問題があったようで、次には流れとして再び八百長問題が復活するのでしょう。このようにして「歴史は繰り返されます」。

ガチンコ問題は民主社会の根本に関係しており、混乱と迷走は逃げられないことなのでした。ちょうど参院と衆院・上院と下院で、異なる政党が過半数をとっている「ねじれ状態が混乱と迷走」と称されますが、私の考えでは、そのほうがむしろ健康的であり、両方を与党が支配している今の日本やアメリカの現状は、異常なんでしょうね。もちろん中国・韓国・ロシアはそれ以前の問題が多すぎ、北朝鮮は論外ですが・・・・・・。

そのきっかけは、貴乃花親方が、弟子である貴公俊(たかよしとし)の十両昇進を紹介するテレビ会見(2018年3月場所前)に出演してから間もなく3月場所が始まり、貴公俊の暴行問題が発覚した時、だったようです。

このころから貴乃花親方は一転して、謝罪し始めたのです。

ただし「自分の行動が間違っていた」と言っていない、ことに私は注目しています。 


貴親方の「一兵卒」宣言は「ちゃんとやり直しますという態度の表れ」:サンスポ 2018.3.27 

タレント藤田紀子が言っております。

貴乃花の母親としての発言でしょうが、小沢一郎の一兵卒」発言が脳裏の片隅に残っている私としては、表面だけをとらえたこのメディア用発言を、にわかには信じられません。

「そのころは、そう思っていた」といつでも否定できる特有のずるささえ感じられるからです・・・・・・。 


私は

2010年09月14日の小沢一郎の「一兵卒として頑張る」発言をかすかに覚えております。民主党代表選で菅直人に敗れた時の事でしたか。

小沢一郎

一時期は、日本の政界を動かす人とも言われた小沢一郎。

しかし自民党を飛び出し、様々な党を作っては破壊する変遷を繰り返したのち、強制起訴され、民主党代表選にも負け、立候補や投票の権利どころか党員資格停止処分まで受けました。

再び新しい党をつくったものの党員も減ってしまい、「生活の党」が政党の条件を満たせなくなったかと思われましたが、山本太郎などが入って「生活の党と山本太郎となかまたち」と党名を変え、さらに予定されていたかのように元の「自由党」へ党名を変えました(2016年10月ごろ)。

貴乃花

この人もまた、日本の相撲界の代表的な横綱でした。

しかし引退後、年寄に立候補し当選したものの、被害者の立場から加害者へ転じたこともあり、理事解任→役員待遇委員→平年寄へ降格(2018/03/29)されたもようです。

弟子が暴行事件を起こしてから、先の内閣府への告発も取り下げたようです。

なぜか私には

貴乃花小沢一郎と重なってみえてしまい、背景の事情が大きく異なるとはいえ、似た方向に走るのではないかと判断しています。

「こうあるべきだ」、という信念のようなものをもつ

という点で、小沢一郎と貴乃花は似ているのかも知れません。

そして「こうあるべきだ」という哲学がある人たちには、真っ直ぐにしか進めない魔物が中国由来の沖縄名物「石巌頭(いしがんとう)」に吸収されるような、そんな運命しか残っていないのでしょうか。

いまの沖縄の人たちは、かつて自由に曲がれた「賢人」だったのでしょうが、翁長雄志などに洗脳され今では真っ直ぐにしか進めない「魔物」になりさがったのでしょう(笑)。

ある人が後世にも伝えられるかどうかは

  • その人の「信念が立派だったか」
  • その時代「受け入れられたか」

の選択によるようで、両方が受け入れられることはマレです。

特に白か黒かをはっきりさせたがる独裁国家が多い東アジアでは、前者が1000年以上経過しても維持されます。まるで見直すことが禁じられたような現象は、普通にはないことです。

常識を疑うという普通のことが禁じられている社会で、自然科学において画期的な発明が少ないのも、納得できますね。

韓国では

特に今の左翼文在寅政権では、都合がいい悪いに関係なく「常識を疑う」ことが、できません

その前の朴槿恵もまたアメリカのTHAADミサイルを導入しながらも、限りなく中国に接近しておりましたが、その後中国から制裁され、今では韓国で拘束されたままです。

要するに韓国では、1000年以上にわたる中国の属国化の影響は計り知れないほど大きいのです。

常識を大切にしながらも、常識を疑うのが当たり前とする「多様性のある日本」が、むしろアジアでは珍しいのでしょう。

脱亜」が 明治時代に叫ばれたのには意味があったようです。

↑ 私も「入欧」とは言っておりません、「脱亜」だけです。

中国・韓国とはもう付き合っていられず、最小限の隣人同士の付き合いにすべきでしょう。

日本は日本らしい生き方をすればいいのです。何も中国・韓国の手法を導入すべきとは言えないのです。疑問に思うことを禁じられた儒教を生き甲斐とする人たちをみていると、1500年以上も前に制定された奇妙を金科玉条にする人たちの生き方は参考にはなり得ても、決してそのまま導入すべきではないのです。

うぞお幸せに、というところです。


最後になりましたが、よき被害者の時代」は韓国にも言えます。

被害者ぶり、加害者としての自分が見えなかったのですね。

遠い昔の「決着ずみの被害者問題」を掘り起こし、それよりずっとあとの「決着していないベトナム戦争時の加害者問題」を一貫して否定してきた韓族の薄汚さを感じる人も多いでしょう。

この国の人たちは、そんな程度なのかもしれません。 

そういった人ばかりではない、と信じたいものですが

しょせん、70%以上がそんな程度の人たちだ、と考える人も多いかも知れませんね。ちょうど韓国大統領の支持率が70%をこえるらしいのですが・・・・・・。2極分化しがちな地域では、急激に30%に落ちることも想定しておかねばなりません。

自分の信念は正しかったと信じる3者

  • 小沢一郎
  • 貴乃花
  • 韓族

似てませんか(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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