カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

郷田王将が反則の「二歩」

2016年09月04日 12時02分22秒 | 将棋

将棋の公開対局(JTプロ公式戦:郷田真隆-佐藤天彦)で

優勢な郷田が終盤で「反則の2歩を打った〔朝日新聞:2016年9月3日

とのことには驚きました。というのは、昔の将棋棋士には

  • うっかりミス(ポカ)
  • 反則(2歩、2度指しなど)

がよく見られたものですが、近年それらが見られず、ちょっぴり寂しくなっていました。そこに今回の「懐かしい2歩」という反則がみられたのです。

ところで、対局相手の佐藤天彦は

今年2016年春の名人戦7番勝負で、時の名人羽生善治に挑戦して、見事に名人位を奪取しました。

初のタイトルが名人位だったのは、谷川浩司の名人位を思い出させます。

初のタイトル奪取(7大タイトル)が名人位だった例

  • 谷川浩司
  • 佐藤天彦
なおその他の棋士の「初タイトル」は
  • 羽生善治:竜王位(NHK杯はその前に得ている)
  • 中原誠:棋聖
  • 加藤一二三:十段位(竜王戦の前身)

なおついでになってしまいますが、最近のニュース

14歳のプロ棋士誕生毎日新聞:2016年9月3日

にも驚きました。プロの将棋棋士になる若さを更新したからです。今までの記録も併せ、4昇段時の年月で言えば
  1. 藤井聡太   2016/10/01 ・・・・ 14歳02ヶ月新記録
  2. 加藤一二三 1954/08/01 ・・・・ 14歳07ヶ月
  3. 谷川浩司   1976/12/20 ・・・・ 14歳08ヶ月
  4. 羽生善治   1985/12/18 ・・・・ 15歳02ヶ月
  5. 渡辺明      2000/04/01 ・・・・ 15歳11ヶ月
これはこちらによります。