カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

隣り合わせの赤と青

2016年05月26日 05時45分15秒 | その他

妙に落ち着かない配色があります。

尤も、これは感性の問題であり、個人差が大きいことは十分理解していますし、「落ち着かない」特色をわざと演出していることもあります。

今回は私が感じる「赤と青 隣り合わせの配色」です。 

テレビ番組から

比較的新しいBS11「柳家喬太郎のようこそ芸賓館」は珍しく落語をたっぷり聞かせる1時間番組で、相当歴史が古く不定期〔月1~2回?〕放送のBS-TBS「落語研究会」につぐ落語番組です。

CMは別にありますが、番組冒頭に、BS11放送局のCMとしてでてくるのが妙なウサギ。

上の写真は実際のテレビ色彩とはかなり違っていて、それほど違和感がありませんが、実物はもっと鮮やかで、「緊張感」あるいは「いやらしさ」を醸し出しています。

この絵から受け取る妙な感覚は、赤と青の長い境界から発しているようです。

私は、番組の冒頭でウサギがなにやら意味不明な言葉を発するときに表示されるこの画像を「気持ち悪い」と感じるため、ここをカットした状態で上で保存しています(笑)。←開始1分後より録画すればいい?

「赤と青の組合わせ」そのものは悪くないと思いますが

      • 彩度
      • 赤と青の境界線の長さ

に問題があると思いました。

もちろんこれをみて「何ら問題がない」と感じる人の感性も尊重しております(笑)。 

国旗から 大きさがばらばらなのを我慢してくださいね(笑)。 

まずはチェコとフィリピン。配色は似ていて、赤が右下という共通性と、青と白の配置が逆、という関係。〔外務省HP ただし例外は台湾北朝鮮

オーストラリア、アメリカ、台湾、リヒテンシュタイン、ラオス、ベネズエラ、北朝鮮、韓国の国旗です。

最後から2つ目の北朝鮮国旗では、赤と青が接してはおらず、境界に細い白の線が入っていますから、やや異なるかも知れません。最後の韓国国旗では、珍しく赤と青の境界が曲線。この二つだけ青が下で、比較的多くでは下に赤を配置しています。モニタによればちょっと違った配色かも知れません。

これらのほとんどの国旗では赤と青が、長い境界線をもっていて、どうも落ち着きがなさそうです。 

その他の国旗

赤と青があることはかまわないのですが、赤と青が境界を長くもっていると落ち着かないと主張しております。その間に他の色が入っていたら、それはまた別の印象をもちます。北朝鮮の国旗も、白が間に入っていましたね。

こりゃまた似た国旗ですね。フランスとオランダの違いは、縦方向か横方向だけ、ロシアも順序が違うだけで、3国旗とも赤・白・青の配色です。

やはりこの中ではロシア国旗が赤と青の長い境界線をもっていて、落ち着きが感じられません。

世界各国の民族衣装では

こちらで調べたところ、残念ながら青と赤を用いた制服は認められませんでした。敢えて言えば、赤色が少し異なりますが韓国の民族衣装1でしょうか。

最後に 

これらは、私たちがみているPCモニタのクセにも関係しており、写真にも特徴があり、元の色を忠実に再現していないと思われますので、あくまでも参考程度としていただきたいと思います。

プロ野球の生中継をみていると、外野の芝生が映ります。球場にもよるでしょうが、実際に球場でみる芝生は実に美しい緑色なのに、TVモニタ上ではそれほどきれいな緑ではないと思われるのと同じでしょうか。

赤と青は、補色ではなさそうで、広義の反対色になるのでしょうが、私の個人的な感覚からすると、間に他の薄い色、例えば白など、が入っていると安心する気がしますが、皆様はいかがでしたか。 


写真がうつっていなかったのを発見し、本日(2016年5月26日)部分的に更新、不要な内容を削除しました。大変失礼しました。元々の記事は2014年8月でした。


トランプ

2016年05月26日 05時25分53秒 | 海外

米共和党の大統領候補に決まりつつあるトランプ。

喫緊(きっきん)の調査によれば、ヒラリー・クリントンが民主党の候補になったと仮定した上でのことですが(まだ民主党ではクリントンとサンダースの2人が残っている)、共和党と民主党の支持率で、わずかにトランプが上回ったらしい。〔NHK 2016/05/24

現状に大きい不満があり、既存の政治家に不信感をもつ」多くの米国民に支持され、またそれを巧みに受け止めているやにみえるトランプですが、同時に多くの人たちからも、批判され危険視されています。

そういった様々な声を集めてみました。


トランプ氏、正恩氏と会談に意欲…中国に圧力も読売新聞 2016年05月18日

これは、中国・韓国・日本を徹底的に批判しているトランプが、北朝鮮と話し合う用意がある、と北朝鮮を見放したに見える中国を牽制しているとされています。

トランプ特有の思いつき発言かも知れません。そんな単純な話でもないのですが、何も知らない単純さが本質を突く場合もあるため、おろそかにはできませんか(笑)。

かりにトランプ大統領が誕生したらの話ですが、公約通りに米軍を日本や韓国から撤退させると中国がすぐに尖閣などを占領してしまうだろう、という声が聞かれます。

しかし私はそうは考えておりません。むしろ軟弱な民主党だからこそ中国共産党は尖閣諸島を威嚇し続け、言葉とはうらはらに南沙諸島を埋め立てて軍事拠点にしたのであり、あの凶暴な共和党が政権をとれば、うかつに中国は動けなくなる、そう私はみています。 

「目には目を」とばかり、「凶暴には凶暴を」として、アメリカ国民が中国共産党に反発する共和党トランプを大統領に選んだならば、中国は今までの路線を続けることができなくなり、大きい戦略の見直しを迫られることでしょう。これが素人の強みとされるところです。 


「トランプ大統領」米作家が反対 S・キング氏ら書簡〔2016年5月25日:朝日デジタル

450人以上の米作家が、トランプが大統領になることに反対の意見を表明したと伝えています。 


アノニマス、トランプ氏の個人情報をネット上で暴露〔CNN 2016.03.18

ハッカー集団「アノニマス」がトランプ氏に対し、「全面的な戦い」を宣言。〔sputnik:2016年03月16日

どうやらトランプは、やっかいなハッカー集団も敵にまわしてしまったようです(笑)。

アメリカでは、「違法者が違法者を裁いている」らしい(笑)。


トランプ旋風の裏に白人オヤジ層の不満〔産経ニュース 2016.3.4

一部の企業だけを儲けさせ、無難な発言だけをして何もしない既存の政治家に不満をもち、大きな変革を求めるアメリカ市民たちが、トランプを支持しています。

トランプがそういった人たちにあわせているだけで、結局は何もできないとがっかりするまで、この傾向は続くでしょう。 


(ローマ法皇)壁を築くことばかり考え、橋を架けようとしないのは、キリスト教徒ではない。

(トランプ)宗教指導者が、個人の信仰に疑いを挟むのは恥ずべきことだ。

:池上彰 BSジャパン2016/03/06

私は、どの宗教でも尊重していますが、逆にいえば、今のEU難民問題はキリスト教とイスラム教の宗教対立だともみえ、同様にアメリカ社会がキリスト教で成り立っていると思い込んでいるのがそもそもの限界だろう、と思っています。トランプ旋風は、その限界を如実に示したのです。

その意味では、ローマ法皇がトランプをキリスト教徒ではないと破門を突きつけたのが異様だし、個人の信仰などどこにもなさそうなトランプが宗教を利用して人気を得ている一面をもちながら「宗教指導者が信仰を疑うべきでない」と反論するのも異様にみえます。


トランプ氏に資質ない」=クリントン氏、批判強める-米大統領選時事通信 2016/05/20

いよいよマシな選択の段階に入ったようです。ヒラリー・クリントンは共和党トランプの大統領としての資質を疑う発言をし、同じ民主党のサンダースには撤退を進言しているようです。

私の個人的な意見ですが、クリントンが大統領になるとアメリカや日本がよくなるとは思いませんが、トランプとの比較になれば、これはもうクリントンを支持するしかありません。トランプでは余りにも危なすぎると思うからです。尤もこれはニュース記事でしか知らない一日本人の考えであり、現実を把握しているとは言えないかも知れませんが・・・・・・。 


  • 尤も私にはアメリカの大統領を選ぶ選挙権はありません
  • また、投票期間が2016年5月31日~2016年6月17日で、2016年6月18日に開票が予定されている「AKB選抜総選挙」でも、CDを購入していないので、被選挙権がないのは当然として、選挙権(投票権)がないのです(大笑)。