カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

韓国の醜聞63 異国の同胞

2015年10月07日 07時01分25秒 | アジア

誰にも醜聞があります。たとえそれが、事実であろうが、なかろうが(笑)。

異国にいる同胞を、その異国の主権など無視して、自分の思い通りに殺害できると「うぬぼれている国」とは?


米国警告で金大中氏殺害免れる 韓国、飛行機から中断指示か

 【ソウル共同】1973年に東京で韓国民主化運動リーダー、金大中氏(後に大統領、故人)が韓国政府機関に拉致された事件で、元米国政府当局者が20日までに、犯行グループが海上で金氏殺害を図ったが、米国の警告を受けた韓国政府が飛行機を派遣、上空から信号を送ったため、実行されなかったとの見方を示した。

 元当局者は当時の米中央情報局(CIA)ソウル支局長で、後に駐韓米大使を務めたドナルド・グレッグ氏(87)。ソウルでの会合で共同通信の質問に答えた。

 金氏は生前「船上で殺されかけた時に飛行機が飛来し犯人の態度が変わった」と証言していた。:2015年5月20日(水) PM 06:22 


大統領になる前、野党時代の金大中が日本滞在時のこと

韓国政府機関がその金大中を、日本の主権を無視して、東京のホテルから勝手に拉致し、船で韓国へ運ぶ途中で殺害しようとしたけれど、米CIAの指示で殺害を思いとどまった、という事件です。

当時アメリカが、韓国を意のままに操り、反日を側面援護していた、と臭わせるできごとですね。

日本を再びかつてのように力を付けさせないため、相手同士を対立させ、かき混ぜて自分自身(アメリカ)に対抗できないよう取りはからうというのは、昔も今もアメリカの方針でした。

韓国憲法からして反日の文言になっていますが、もしも極端なことを言うなら、これら近年みられる韓国の反日(本当はもっと前からですが)は、アメリカの「ご指導ご鞭撻」に悪のりした韓国の「堂々たる不遜な行為」とも言えます(大笑)。その証拠に、韓国のたび重なる未熟な反日言動を、間接的に批判こそすれ、決して反対をしない今のアメリカですから。

それはともかく、自国の人間なのだからといって、「他国の主権を無視してまで連れ去る権利がある」と考える、その未熟さが如実に表われています。

国際感覚など、まったくない韓国で、じつは40年経過した今でも、同じですね。共通しているのは、かつてはアメリカが韓国を、そして今では中国が韓国を、意のままに操っている、という点でした(笑)。

こういうぎりぎりの瀬戸際外交のことを韓国が「リーダーシップをもっている」と勘違いしているようで、人には様々な受取り方・判断方法があるものだと、感じ入った次第です。


2006年11月1日に、リトビネンコは、プーチン政権に批判的な報道姿勢で知られたジャーナリストアンナ・ポリトコフスカヤの射殺事件の真相を究明するため、イタリア人教授・マリオ・スカラメッラと名乗る人物と、ロンドンのピカデリーサーカス周辺の寿司屋で会食後、体調が悪化し病院に収容された。・・・・

リトビネンコは、集中治療室に収容されていたが、11月23日に死亡した。44歳没。:Wikipedia 


リトビネンコはソ連生まれ

反プーチンで母国を追われ、イギリスへ亡命中に「中毒死」しました。プーチン政権が例によってでっち上げの弁明をしましたが、かえってロシア政府関係者が、証拠が残らないよう留意しながら国外にいる亡命ロシア人を毒殺した、という認識が高まってしまったようです。結果的には、英ロ双方が相手国の外交官を追放する結果に終わっています。

自らが行なった犯罪であっても「知らぬ存ぜぬ」を通し、仮に制裁されたら「制裁で仕返しをする」のが、ロシア・中国・北朝鮮に共通した傾向。性悪説が今なお息づいている明かな証拠ですね。

原因は不明ですが、その直前(1ヶ月ほど前か)に同じ反プーチンのポリトコフスカヤ〔ロシア人〕がモスクワ市内のアパートのエレベータ内で射殺死体で発見されており、これについて話をするという名目で、リトビネンコが亡命先のイギリス国内で誘い出され、毒殺されたものと思われます。

またマリオ・スカラメッラなるイタリア人らしい人間も極めて怪しく、架空の人物である可能性もあり、調べれば調べるほどロシアの悪質さが表に出てくるようです。そしてこういう黒いうわさについて、ロシアが何も語らないというところが、ますますあやしさを加速します。

ここでも暗黒のロシアが、

イギリスという国外にいるにもかかわらず、ロシアにとって不都合な人物だということで、イギリスの主権を無視して自国人を毒殺しています。

中国も負けずに

近年外国にいる中国脱出組を、その国の主権を無視する形で、弾圧し、本国へ連れ戻そうと「引き渡し」を要求していますが、人権問題などで拒否される例がみられます。

よって遠くからのリモコン支配下におこうと作り笑顔を見せ、あの手この手の懐柔策を試みていますが、どうやら脱出組のほうが上手のようで、その手は桑名の焼きハマグリ、と考えているようです。 


取り締まり強化を進める中国、39カ国と犯罪人引き渡し条約を締結―中国メディア

2014年11月27日、人民網によると、中国外交部の徐宏(シュー・ホン)条約法律局長は26日のプレス・ブリーフィングで、今年11月までに中国が39カ国と犯罪人引き渡し条約を締結(うち29カ国との条約が発効)し、52カ国と刑事司法協力条約を締結(うち46カ国との条約が発効)したことを明らかにし、次のように述べた

中国は世界各国、特に米国、カナダ、オーストラリアなど腐敗行為をした者の中国からの逃亡が集中している国々に対して、中国側と共に努力して、国を跨ぐ腐敗犯罪を連携して取締り、腐敗行為をした者にとって罪を逃れる楽園とならないよう呼びかける。

中国は国連腐敗防止条約の交渉、履行など関連作業にも積極的に参加してきた。この条約によって腐敗の防止措置、刑事上の有罪判決と法執行、国際司法・法執行協力、資産の回復と返還の制度が初めて国際レベルで確立され、中国が逃亡犯の追跡逮捕と不法取得資産の没収を行ううえでの多国間の法的基礎が固められた。中国は条約と履行審査制度の交渉の全過程に参加し、履行状況の審査を受けるとともに、アフガニスタンなどの履行状況を審査している。2013年に中国はカナダと没収資産の返還などに関する協定を締結した。これは中国にとって犯罪収益没収についての初の専門協定だ。

多くの有利な条件を備えてはいるものの、中国による国際的な逃亡犯追跡逮捕、不法取得資産没収活動の展開は依然として、社会制度、司法制度の違いによる影響を大きく受けている。一部の国は中国との犯罪人引渡条約締結に消極的であり、一部の外国の裁判官は中国の法律と司法の実践に対する理解を欠くために引き渡しや送還をしない判決を言い渡している。この障害を克服するには、こうした国々が政治的意志を強め、偏見を捨てることが必要だ。

中国外交部は引き続き二国間司法協力条約の締結作業を推し進め、国際的な逃亡犯追跡逮捕、不法取得資産没収の法律協力ネットワークを拡大、整備し、国連腐敗防止条約など多国間条約を運用して逃亡犯の追跡逮捕、不法取得資産の没収を行う。同時に、腐敗行為をして逃亡中の者の国内の主管機関による逮捕に全力で協力し、腐敗対策、逃亡犯追跡逮捕、不法取得資産没収の取り組みが絶えず新たな進展を得るよう後押しする。

次の段階では新たなブレークスルーが必ずあると期待できる。腐敗行為をした者が外国への逃亡によって法的責任を逃れようと企てるのは、実現不可能な夢想だ。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤) 

:2014年11月28日(金) 9時4分


以上はあくまでも人民網の主張であることにご留意下さい。

平気で「偏見を捨てる」と言っており、中国共産党の勝手な主張に疑問をもつのが「偏見」、らしい。

偏見とは、自分自身にも向けられるべきものですが、微塵もそれが感じられないのは、一党独裁国らしい表現で、中華の独善とされるゆえんです。

そんなことが言えるのか、と衝動的に笑いたくなるような「自分勝手な主張」が含まれていますが、そこはじっと我慢して、笑いを抑えながら・・・・(笑)。

そもそも法体系がめちゃくちゃな中国である上に、法令の実施状況があまりにもお粗末。

では中国になぜ「法律」なるものが存在しているかですが

  • 外国(人)を処罰する目的
  • 中国共産党を守る目的〔共産党が中国を建国したからです〕

であり、決して中国人を守るために法律があるのではないことにご留意下さいますよう。これが100年以上も遅れた封建的弾圧国家である中国の実態なのでした。

近代国家であるよう装うためには、法体系がまず必要ですが、中国では、まだこんな状況なのですね。

これから中国のニュースを御覧になるときに、こういった視点があれば、「それはないだろう」と思うことがあまりにも多いことに気が付くことでしょう(笑)。

がんばれ、中国人!〔がんばれ、中国共産党ではないことにご配慮を〕

韓国・ロシア・中国は、このように

  • 自国で自国民を弾圧するだけではなく
  • 海外にいる同胞さえ、その国の主権を無視して弾圧・拘束・逮捕・投獄・処刑・殺害してきました。

弾圧国家の恐ろしさを、少しはご理解賜わりましたでしょうか(笑)。

繰り返しますと、このほかの日本を含む国々にも、無数の汚点がありますが、韓国・ロシア・中国にはその100倍当社比・個人の感想ですほどの汚点があり、もう汚点どころではなく、卑劣な国家だと断言するのを私は憚りません(笑)。

注釈:

ここでわざわざ当社比・個人の感想です〕とするとは、どういう意味なのでしょう(笑)。

そういえば深夜の民放、とくにBSなどでは、なんとかショッピングばかりで、「今すぐお電話を!」と連呼しております。あんなのを見ていると、「こういう宣伝番組を見ている人が、はたしてい世の中にいるのだらうか」と疑問に思いますが、そういう私も「見ている」一人に数えられているのでしょう、たとえチャンネル切り替え時のいっときの「できごころ」であろうとも(大笑)。