誰にも醜聞があります。本人が否定しようが、肯定しようが(笑)。
ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクも用意しています。
直言すると、日本はフランスに次ぎ世界で最も高感度を誇る「国民国家」を創設した立派な国です。
民族、言語、文化においても、日本ほど高純度のアイデンティティを所有する国は世界にありません。東洋人としてはじめて西洋と正面から渡り合った奇跡ともいうべき力量は、まさにアジア人共通の誇りであり、その文化遺産とともに、日本人は無上の矜持を忘れるべきではありません。
しかしいまの日本では、「愛国心」という言葉すらタブーとなり、これを使えばただちに「軍国主義」「右翼」呼ばわりされる始末です。之は、過去の日本の戦争を全て悪と思い込むj極端に歪んだ考え方から生じていることは明らかです。・・・・
北朝鮮による日本人拉致事件の発覚以後、日本がようやく愛国心に目覚めはじめ、「普通の国家」として動き始めたことに喝采をおくりたい気持ちです。
このように自国の国益を主張しはじめた日本に対して、これに反対するのは中国と北朝鮮ぐらいのものです。中国の過激な「愛国・反日」に対処する方法は、日本もまた愛国、国益を主張し、相手を納得させていくしかないのです。
:P.10-11 金文学「中国人による中国人大批判」祥伝社文庫
中国の敵は日本でも、アメリカでも、世界のどの相手国でもなく、自国の内部にあります。
ある中国人学者は、内部からの崩壊は時間の問題で、2008年のオリンピックがその分岐点だと言いますが、それはともかくとして、今世紀中に日本に追い付くことは、まず無理です。:P.279 金文学「中国人による中国人大批判」祥伝社
「中国は、自ら自然崩壊するしかない」、という説に賛成します。
- 「自然崩壊」というのは、外から人為的に崩壊させられるのではなく、内部要因によって崩壊する、という意味でしょう。
- ただし、北朝鮮を見るまでもなく、そういう自然崩壊するほどの大きな内部矛盾をもった国は、常に相手を威嚇し小さい「いざこざ」を起こしながら、相手からの反撃を期待し、「先制攻撃された」から「防衛する」という偽りの「正義」をふりかざすという宿命をもっています。町のヤクザ同士のケンカのみならず、日常生活でもそういう好戦的な人がいるでしょうから、よくお分かりでしょう? この手は、何を言い出すか・何をし始めるか分らないので、充分に注意したいものです。
- 私たちは、中国の「共産党政府によって煽動されたいつわりの愛国・反日」に対して「普通の愛国」で対応したいものです。それは何も「軍国主義・右翼」ではないのです。
- 中国は、そのいびつな好戦体質を批判されると、それこそ何でもかんでも「日本が軍国主義化・右傾化」したと、もうめちゃくちゃな暴言をはき始めます。自らが軍国主義に走り超右翼国家であることが原因で東アジアで軋轢が生じている、などとは死んでも言えない中国共産党の体質にご注目を(笑)。
- 繰り返しますが、中国共産党自身が「軍国主義・右翼」の極致にあり、自分のそういう欠点を隠したまま、日本を「軍国主義・右翼」だとののしっている構図ですね。
- こういう中国の汚点を知らないまま、あるいは知っていても無言を貫きながら、日本の進路を批判する「擬似進歩的文化人」が、まだこの日本には棲息しているようです。この反動で中国の挑発に乗ってしまう愚かな人もまた、棲息しています。「棲息」ばかりですね(笑)。私たちは、冷静に、しかし毅然として、対応したいものです。
- 日本には「平和」を口にする人がいて、立派なことだと認めるにやぶさかではありませんが、なぜか「平和を口にする人に限って中国の横暴にまったく触れない」のが不思議。つまり中国共産党の暴力・横暴を許し、その暴力支配に屈することが「平和」なのか、と不信感をもってしまうのです。
- 私は、寄せ集めの危険な自民党を理解していますが、この手の中国暴力を黙認する危険が、民主党・社民党・共産党・進歩的文化人・沖縄県知事・沖縄の2紙などに見られ、違和感をぬぐえません。
まだ国内批准を終えていないけれども
AIIBに署名した国の中にはTPPに参加している国もあります。AIIBとTPPは別種類の組織ですから、両方を選択すること可能ですが、こういう時代ですから、AIIBを正式に国内批准できる国は、一層減るでしょう。
なにしろWTOなどとはちがって罰則規定付きのTPPらしい。よって透明性などあり得ない中国が参加できるはずがありませんから、中国としてはAIIBで主導権をとらねばならないのですね。悠然と構えた裏に見え隠れする「焦り」に注目したいものです。
- これも除名などの罰則・除名規定のないEUを反省しての仕組み。英国・ギリシャ・スペイン・ポルトガルなどが、EU離脱をちらつかせながらEUを威嚇している、と独仏などは見ているのでしょう。
- EUでは、当初から経済統合での結束だけを重視していたため、離脱など想定外だったのか、罰則・除名規定など作らなかったのでしょう。
- TPPは良いも悪いも、そういうWTOやEUが機能しない欠点を補うよう配慮されているように見えます。
ちなみに
AIIB参加表明は57各国でしたが、2015年に署名したのは50カ国〔7カ国が離脱〕、2015年~2016年にも予想される各国での批准になると、もっと減ると思われます。
中国共産党のでっち上げ体質への対応ですが、そんな程度のものに真剣に立ち向かってはいけないようです。
- 「堂々と反論することは反論」しながらも、多くは冷静に無視すればよろしい(笑)。無言がいちばんまずい!
- 「無視」されれば、さらに「刺激的」に対応してくるでしょうが、多国籍に馴染まない独裁国家である中国は、やがて自然崩壊するのですから、ぜひとも包囲したいものです。
なお
- イギリスはいち早くAIIBに参加を決めており、先日の習近平の訪英でも経済的な深化を高く評価したキャメロン首相ですが、イギリスには大きく中国に反発する人たちが多いことも知っておくべきで、ダイアナの件で評判を落とした問題児チャールズ皇太子が晩餐会を欠席したのも、その「反発」の一つだったのでしょう。
- 「中国と関係をもっていないと、人権問題などで切り出せない」と考えているようですが、これがイギリス得意の三枚舌だとは、お釈迦さまでも気がつくめぇ(笑)。
- イギリスが普段から中国の横暴には眼をつぶって経済的な利益を得ようとしているのは、同様に経済的利益を得ようとしてきたアメリカが対中国で最近批判的になってきたのと、対照的です。
イギリスは、独仏に対抗してEU離脱を目論みながら中国との経済的関係を深めようとしていますが、足元のスコットランドの英圏離脱問題もかかえているので、そう簡単ではないでしょう。