あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

総括審査会/「官製談合」認めず/政治資金

2007年03月14日 | 07年2月議会


 きょう、あすと総括審査会。この会議は本会議場ではなく、特別委員会室で行ないます。
私はきょうの最後に登壇。
談合の全容解明、知事の参議院議員時代の政治資金、原発行政、医療行政について、16分間の質疑をしました。

「官製談合」を認定した福島談合事件判決を受け、県は「官製談合」と認めるかをただしたところ、総務部長は「定義による」とか言って、「官製談合」と認めることもなく、県自ら全容の解明にあたる姿勢も示しませんでした。

談合による裏金を手にして有罪判決を受けた者たちの「カネの源泉」の認識をただしたところ、土木部長は「承知しておりません」とのこと。
公共事業の談合によるわけですから、県民の血税が源泉であることは火を見るより明らかだと思うのですが、驚きました。

知事の議員時代の政治資金については、水谷建設・佐藤工業関係者からの献金について、昨年10月に報じられた分は返還したようですが、それ以前に同じ名義で献金されているかは確認のうえで対応する、とのこと。
「政治とカネ」は、談合に関わらず国民が注視していることであり、まして談合事件が原因で新知事になったにしては、あまりに対応が遅い。

官製談合を認めようとしない県執行部、「政治とカネ」の関係をすっきりさせない知事では、どうなのでしょうか。