誰も人の上に立ちたくない

大相撲３月場所が終わり

モンゴル人の関脇霧馬山が優勝しました。

長年相撲を見てきましたが

こんな事はありませんでしたね。

別に関脇の優勝が珍しい訳ではありませんよ。

今の大相撲は

横綱大関が居ないのです。

番付上は一人ずついますが

いずれも休場ですからね

来場所貴景勝はカド番ですから

もし負け越せば大関陥落

ゴソゴソいる元大関力士たちの仲間となりますし

休場中の照ノ富士が引退となれば

番付上も横綱大関が皆無

なんて前代未聞の状態になります。

困るでしょうね相撲協会は・・

どうするんでしょうね？
昇進の基準に満たない霧馬山を無理やり大関に上げますかね？

そして

照ノ富士

引退なんて言い出しても許されないでしょうね。

休場で良いから引退だけは止めてくれ

って事になりそうです。

番付表に大文字が無くなりますからね。

横綱大関が居ない異常事態

どうしてそうなったんでしょうね？

実は私はこれを見て

今の時代の反映その物

って気がしますね。

つまり

相撲の世界でも

がむしゃらに横綱大関になろう

なんて人は居なくなったのです。

無理してケガをするより

幕内でたらたら長く相撲を取りたい

この意識の変化の表れ

そんな風に感じています。

どうしてかと言えば

今の会社組織全体が全く同じですからね。

私の友人が

会社から社長になってくれ

って打診されましたが

即断ったそうです。

まぁ理由は色々話していましたが

差し障りがありますので詳しく書くのは止めますが

いずれにしても

社長になると言う事は

メリットよりデメリットが多いって事です。

そのデメリット

一つだけ書くと

社長になると

次の社長を見つけるまで辞められない

って事です。

で

部下は誰も社長になりたがらない

って事であれば

一度社長になったら最後

死ぬまで働く事になりますからね

そこまで考えて

きっぱりお断り

って話です。

せっかくバトンを渡そうとした現社長の落胆ぶりも伝わってきますね。

また別の友人は

社長になったのに

会社を辞めてしまいました。

その人からも色々聞いていますが

こっちは更に詳しくは書けません

バレたら偉い事になります。

ただ

これも一つだけ書くと

社長になっても

社員を指導すれば

すぐパワハラで訴えられて

やってられない

って話です。

お金では無く

人を育てたくて社長を受けたのに

それができなければ意味が無いって事です。

お金はすでに一生使い切れない位ありますからね

何も部下に怯えながら社長をやる意味は無い

って事です。

こんな話を周りで聞いていますから

大相撲の横綱大関不足も

時代の流れ

そう感じたのです。

さて

当社はどうなりますかね？

会社を続けるとなれば

いずれ誰かリーダーは必要になりますからね。

今は社員達は個性が強くて

自分の仕事に専念する

そんな人間ばかりですが

いずれ大化けして

私が・・・

って手を上げる人が出てきますかね。

分かりませんね

まぁしかし

あまり考えても仕方がありません

去る物は

全て完璧に準備して備える

なんて事もできません。

去った後

残された者たちが考える

そんな事も大切なんだろうな

って無理やり考えています。

日本は

初めて指導者の権威に頼らない社会

これに進んでいます。

どうなるか分かりませんが

良い社会になって欲しいですね。

新しい時代には新しい人たち

これが大切ですから

私自身は

時期が来れば

迷う事無く去る

この気持ちはいつも持っています。

ただ

社員は死ぬまで働いてもらいます

なんてひどい事を言っていますが・・

 

ああそれと八角理事長

無理に横綱大関は作らない方が良いですよ。

平幕だらけの大相撲

これ

もしかしたら時代の最先端かも知れませんよ。

ん？

会社もそれで行けますかね

社長の居ない会社・・・

良い会社になるかも知れませんね。

 

ハア